タイトル:保線作業における列車との接触災害の防止の要請について



発  表:平成11年2月23日(火)

担  当:労働省労働基準局安全衛生部安全課

           電 話 03-3593-1211(内線5488)

               03-3502-6754(夜間直通)






 平成11年2月21日、JR山手貨物線の保線作業をしていた労働者が走行してき

た列車にはねられ、5名が死亡するという重大災害が発生した。

 労働省では事態の重大性にかんがみ、軌道上又は軌道に近接した場所での保線作業

において同種災害が発生することのないよう、JR各社、全国軌道業協会、社鉄道電

業研究会、社日本鉄道施設協会、社日本民営鉄道協会に対し、保線作業に係る安全総

点検を実施するよう、本日、要請を行った。





要請内容は以下のとおり。

1 線路の見通し状況、天候、作業内容等を十分考慮した必要な監視人の配置又は監

  視装置の設置がなされているか。



2 臨時列車の運行、回送列車の運行、列車の運行時刻の変更等を含め運行状況を事

 前に現場責任者が確実に把握するシステムになっているか。



等を含め保線作業に係る安全総点検の実施。

保線作業における列車との接触災害の防止の徹底について


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