労働省では、女子学生が男女雇用機会均等法(以下「均等法」という。)上問題となるような不利な取扱いを受けることなく、円滑な就職活動が進められるよう、昨年に引き続き、本年4月から10月までの間、全国47女性少年室において「女子学生の就職問題に関する特別相談窓口」(以下「特別相談窓口」という。)を設置し、募集・採用に関する男女の均等取扱いに関する女子学生等からの相談に応じてきたところである。
特別相談窓口においては、女子学生等に対し適切な助言や情報の提供を行うとともに、相談内容が均等法及び均等法に基づく指針(以下「指針」という。)に照らし問題がある事案については、女性少年室が企業に対し助言・指導を行っている。
本年4月1日から10月末日までの間に全国の女性少年室の特別相談窓口に寄せられた相談の状況は以下のとおりである。
なお、全国の女性少年室では、11月以降も引き続き女子学生等からの相談を受け付け、適切な対応を行っていくこととしている。