第１３回パートタイム労働旬間

第１３回パートタイム労働旬間（１１月１日～１０日）の実施について

―はっきり条件　きっちり処遇　わが社のパートの活かし方―

　パートタイム労働者は、近年著しく増加し、平成８年においては、１,０００万人を超えたところであり、雇用者の約２割を占めるに至っている。
　このようにパートタイム労働者は我が国の経済活動に欠かせない重要な存在となっているものの、パートタイム労働者の就業をめぐっては、所定労働時間が通常の労働者とほとんど同じ労働者の取扱いに関する問題をはじめ、多様な就業意識や就業実態を踏まえた適切な雇用管理が行われていない等の指摘がされているところである。
　このため、労働省では昭和６０年以来、毎年１１月上旬を「パートタイム労働旬間」とし、パートタイム労働問題の啓発活動を実施しているが、本年度においても、別紙「第１３回パートタイム労働旬間実施要綱」に基づき、

「短時間労働者の雇用管理の改善等に関する法律」及び「事業主が講ずべき短時間労働者の雇用管理の改善等のための措置に関する指針」の周知徹底
パートタイム助成金制度の周知・活用促進を含めた中小企業事業主等に対する援助を重点目標として、

労働省本省及び当旬間の協賛者である２１世紀職業財団本部においては、新聞、テレビ等報道機関を通じての広報活動等
都道府県女性少年室等では、事業主、労働者等に対する集団説明会、短時間雇用管理者に対する講習会の開催、短時間労働者雇用管理優良事業所表彰の実施等

集中的な広報・啓発活動を実施する。
　なお、本年度のパートタイム労働旬間の標語は

はっきり条件　きっちり処遇　わが社のパートの活かし方

である。

（参考資料）
　１　パートタイム労働の現状とパートタイム労働法のあらまし（省略）
　２　「パートタイム助成金が応援します」（省略）

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