トップページ


(参考)



           高医療費市町村における安定化計画について





 1 趣旨



   医療費の地域差問題に対応するため、厚生労働大臣が指定する医療給付費等が

  著しく多額な市町村(指定市町村)は、国民健康保険事業の運営の安定化に関す

  る計画(安定化計画)を作成し、国及び都道府県の指導及び援助の下に、給付費

  等の適正化等運営の安定化のための措置を講ずる。





 2 内容



  (1)指定市町村の指定



    厚生労働大臣は、毎年度、年度の始まる前(1月31日まで)に、指定年度

   の前々年度の当該市町村の実績給付費(災害等の特別な事情を考慮後)が、年

   齢構成等を勘案した当該市町村の基準給付費に1.14倍を乗じて得た額を超

   えた(災害等の特別な事情を控除した後の地域差指数)場合に指定市町村とし

   て指定する。





  (2)安定化計画の内容



   (1)高医療費の内容分析

   (2)安定化計画の目標設定

   (3)医療費適正化等国民健康保険事業の安定化のための具体的な措置

   (4)安定化計画の実施体制の整備





  (3)基準超過費用額の共同負担金



    安定化計画の実施状況を踏まえ、指定年度における実績給付費(災害その他

   の特別事情に係る額は控除)が基準給付費の1.17倍を乗じて得た額を超え

   る場合、その超える額(基準超過費用額)について、実績給付費(災害その他

   の特別事情に係る額は控除)の3%を限度として、指定年度の翌々年度におい

   て国、都道府県及び市町村がそれぞれ6分の1ずつ共同で負担する。





 (注)地域差指数とは年齢構成要因による給付費の高低の影響を除外して、当該市

    町村の実績給付費との比率を表したものであり、具体的には、実績給付費を

    年齢階層別1人当たり給付費が全国平均と同じと仮定した場合の当該保険者

    の給付費(基準給付費)で除した数値である。

                        TOP

                      トップページ