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(別紙8)



 

  自主選択能力開発プラン(バージョンアップ・フレックス・プラン)について 







1 趣旨 

  離転職者の職業訓練については、地域の求人・求職動向等を踏まえつつ多様な訓

 練コースを設定し、その情報を幅広く提供することにより、求職者個々人の求職希

 望や能力診断等に応じた訓練受講機会の提供に努めている。また、民間教育訓練機

 関に20〜30人単位でコースを設定し、委託して実施しているところである。

  しかしながら、事務系・技術系ホワイトカラーについても多数の離職者が発生し

 ている状況の下で、これらの者を中心に、求められる能力が高度化し、多様化する

 中では、従来の20〜30人単位のコース設定のみによっては、必ずしも再就職に

 必要かつ十分な訓練の受講機会を得ることが困難な場合も生じている。 

  このようなことから、ホワイトカラー等の中高年非自発的離職者に対し、人材銀

 行等の有する専門的カウンセリング機能を活用しつつ、これらの者が民間機関が行

 う教育訓練の受講を希望する場合には、希望者が当人だけであっても、その受講が

 可能となるよう、自主選択能力開発プラン(バージョンアップ・フレックス・プラ

 ン)を実施し、人材銀行等の有するきめ細かな職業紹介機能とあいまって、再就職

 の促進に努める。

 

2 事業の骨子



(1)対象者

   中高年の非自発的離職者



(2)内容 

  ・ 離職者の再就職に必要な訓練で、訓練内容等が相当のもの。

  ・ 離職者が民間機関が行う教育訓練の中から選択。



(3)離職者に対する相談援助 

  ・ ホワイトカラー離職者に対して、主として人材銀行が再就職に向けた専門的

   なカウンセリングを行う。 

  ・ 雇用促進センターの職業能力開発アドバイザーを人材銀行に派遣する等によ

   り、離職者に対して教育訓練に係る情報提供を行うとともに、専門的な助言援

   助を行う。 

  ・ 訓練修了者に対し、主として人材銀行において求職者の専門性に応じた職業

   紹介等の再就職支援を行う。


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