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(別紙4)



 

     官民一体の再就職の支援(「キャリア交流プラザ(仮称)」の開設) 







1 中高年ホワイトカラー求職者については、労働市場に関する知識や求職活動のノ

 ウハウに乏しいため、的確な求職活動を行えない場合が多く、失業期間が長期化し

 やすい。また、失業の長期化に伴い、自信の喪失や就職への意欲の低下も生じがち

 である。 

  このような中で、中高年ホワイトカラー求職者が、その適性・能力に応じた職業

 に、自ら納得ないし満足して就職できるようにするためには、労働市場における自

 らの状況や有する職業能力のレベル等を客観的に把握・認識させるとともに、求職

 活動を行うための知識・ノウハウを十分に付与し、その上で個々の求職者が主体的

 に求職活動を展開できるよう支援を進める必要がある。 

  この場合、中高年ホワイトカラー求職者の再就職支援に固有のノウハウや創意を

 有する民間の職業紹介機関の機能等を、公共機関との連携の下に活用することが効

 果的である。 



2 このため、失業が長期化した中高年ホワイトカラー求職者の活動拠点として

 「キャリア交流プラザ(仮称)」を設置し、次のような官民一体となった総合的な

 取組みを展開することとする。 

(1)労働市場の状況、求職活動方法等に関する就職支援セミナーの開催

   (民間講師等を活用) 

(2)求職者どうしが自主的に経験交流等ができるプラザ・ルームの運営 

(3)民間機関・団体等による相談会の開催

(4)個別の求職者の希望や状況に応じた予約相談・求人開拓 等

 

3 なお、本事業については、特に中高年ホワイトカラー求職者が多い大都市部

 (当面東京、大阪、福岡)でモデル的に実施し、その成果を普及していくことと

 する。


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