I 調査の概要
この調査は、労働組合及び労働組合員の産業、企業規模、加盟上部組合別の分布等、労働組合組織の実態を明らかにすることを目的に、我が国におけるすべての労働組合を対象として、昭和22年以降、毎年6月30日現在で実施しているものである。
この度、平成9年調査の集計結果の概要を取りまとめた。
II 調査結果の概要
【骨 子】
- 平成9年の労働組合員数は1,228万5千人で、前年より16万6千人減少(前年比1.3%減)し、3年連続の減少となった。
- 推定組織率は22.6%(前年差0.6ポイント低下)で低下傾向が続いている。
- 産業別の労働組合員数は、建設業、卸売・小売業,飲食店等で増加、製造業、金融・保険業・不動産業、運輸・通信業等で減少した。
- 企業規模別の労働組合員数は、29人以下規模を除く各規模でいずれも減少した。
- 主要団体別の労働組合員数では、連合が757万3千人(全労働組合員数の61.6%)となっている。
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III 調査結果