労働省発表
平成9年11月4日
    


労働大臣官房労働保険徴収課
電  話 3593-1211(内線5161)


 

第29回社会保険労務士試験の合格者の発表について



1第29回社会保険労務士試験の合格者が11月4日(火)の官報に公告される。
2社会保険労務士試験は、社会保険労務士法(昭和43年法律第89号)第10条の規定に基づいて、労働大臣及び厚生大臣によって実施されるものである。
 第29回試験は、去る7月29日(火)に全国14都市で実施され、その結果は次のとおりである。
1)受験申込者数 35,978人(前年34,687人、対前年3.7%増)
2)受験者数 28,124人(前年26,513人、対前年6.1%増)
3)受験率 78.2%(前年76.4%)
4)合格者数 1,991人(前年 1,941人)
5)合格率 7.1%(前年 7.3%)
なお、受験申込者数、受験者数は過去最高である。
3合格者の年齢別・職業別・男女別構成は次のとおりである。
1)年齢別構成
20歳代(31.0%)、30歳代(36.8%)、40歳代(20.3%)、50歳代(9.3%)
60歳代以上(2.6%)
 最年少者20歳、最高齢者68歳
2)職業別構成
会社員(42.8%)、無職(27.8%)、公務員(6.3%)
3)男女別構成
男(63.5%)、女(36.5%)
4)身体障害者特別措置にかかる合格者
視覚障害者及び肢体不自由者については、受験に際しての特別措置を講じているが、今回の試験では10名の者がこの措置により受験し、視覚障害者2名(うち1名は点字受験)、肢体不自由者1名が合格した。
4合格者のうち、労働社会保険諸法令の事務に2年以上従事した者又は主務大臣が指定した講習を修了した者は、全国社会保険労務士会連合会に備える社会保険労務士名簿に登録することによって社会保険労務士となることができる。
 なお、平成9年9月30日現在、社会保険労務士登録者数は24,642人である。



第1図 社会保険労務士試験の実施状況の推移


第2図 合格者の年齢階層別割合


第3図 合格者の職業別割合


第4図 合格者の男女別割合


参考 社会保険労務士制度について


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