タイトル:平成12年の労働災害による死亡者は1,889人

     3年連続で2,000人を下回り、前年比較で約100人の減少

         −平成12年における死亡災害発生状況−



発  表:平成13年4月26日(木)

担  当:厚生労働省労働基準局安全衛生部安全課

                  電 話 03-5253-1111(内線5481)

                      03-3502-6754(夜間直通)

 平成12年に労働災害によって亡くなった方は、1,889人であった。


 平成12年の労働災害による死亡者数は、3年連続で2,000人を下回り、平成

11年と比較して103人(前年比5.2%)減少した。


 業種別にみると、建設業における死亡者数が731人(全体の38.7%)で最も

多く、次いで製造業が323人(同17.1%)、陸上貨物運送事業が271人(同

14.3%)となっている。また、平成11年と比較すると、建設業が63人(前年

比7.9%)減、製造業が同21人(同6.1%)減となっている。


 第9次労働災害防止計画(平成10年度から平成14年度)においては「死亡災害

について、年間2,000人台で一進一退を繰り返している現状を打破し、その大幅

な減少を図ること」が目標の一つとされている。厚生労働省においては、この目標を

達成することはもとより、労働災害の撲滅を図るため、労働安全衛生マネジメントシ

ステムの普及促進、機械等の包括的安全基準の周知等の労働災害防止対策の一層の推

進を図ることとしている。

  

  
平成12年における死亡災害発生状況の概要

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