(別紙) 勤労者のボランティア参加についてのアピール 勤労者マルチライフ支援事業推進会議 厚生労働省労働基準局勤労者生活部 勤労者の皆さんへ 「仕事とボランティア、どちらも私の中心生活」 新しい体験をしませんか ・いつもと違う生活体験、仕事と違う充実感 職場と違うおつきあい(ネットワーク)が新鮮です 組織や地位ではなく、裸のひとりひとりが求められています あなたのやったことが喜んでもらえること、社会に役立っていることを実感 できます ・あなたの手で新しい地域社会づくり これからはモノでもカネでもない、心の豊かさ、暖かさが大事です お互い様の気持ちがボランティアの始まりです 親の持つ思いやりの暖かい心は子供にも伝わります ・仕事とボランティアは共存共栄 あなたの経験、能力、つながりをボランティアにいかしましょう ボランティアで得た新しい発想・価値観、ネットワークは仕事にもつながり ます ・ボランティアは退職後の生きがい探求 退職後の20年をどう過ごしますか?仕事からの引退は社会からの引退ではあ りません 退職してからの生きがい探しでは遅すぎます。在職中からの複線化が大事で す 始めることは簡単です ・まず、興味のあることを 子育て・教育、福祉、環境、文化、スポーツ、街づくりなどの多様な活動が あります 楽しく、無理せず続けることが肝心です ・あなたが可能な時に 勤務時間後や週末、休暇の活用などいろいろな方法でできます 自宅で時を選ばない活動もあります ・仲間と一緒に 家族(夫婦、親子)と共にが、家族のきずなにつながります 職場や趣味の仲間と一緒にやりましょう 新しいつながりの輪を広げよう・・サークルづくりも一つの手です 企業の経営者の皆さんへ 「従業員のボランティア活動に理解と支援を」 企業も従業員も地域の一員です ・地域の中に受け入れられる企業 地域に根付き、地域づくりに積極的に参加しませんか 地域やボランティア団体・NPO(民間非営利団体)とのつながりはビジネ スに結びつく可能性があります ・活き活き従業員づくり これからは仕事の枠を超えた視野の広さが必要です 会社と社会で充実した生活が活き活きした従業員をうみます 地域に貢献している企業は従業員にとって誇りです。人材確保にも役立ちま す ・企業のイメージアップ 消費者や投資家は企業の社会性に注目しています こんなことから始めましょう ・まず大事なのは社内の雰囲気づくり ボランティア活動の基本は従業員の自主性です。でも、最初の一歩の後押し が大事です 企業としてボランティアを前向きに捉え、参加の風土をつくりましょう ボランティア表彰の制度はいかがですか ・情報ネットワークづくりが必要 「ボランティアって何?」、「自分でもできる?」といった従業員の疑問に 対して、ボランティア活動の情報を提供しましょう 勤労者マルチライフ支援事業が情報ネットワークづくりをお手伝いします。 経営者協会やNPOのプロジェクト・マネージャーに相談して下さい ・具体的な支援方法 年休の取得促進やボランティア休暇・休職(ボランティア活動を行う従業員 に休暇・休職を認める制度)などの時間的支援の方法があります 会社の施設を貸したり、従業員と同額の寄付をする(マッチングギフト)な どの経済的援助を行っている企業もあります