看護師ら12%セクハラ被害 半数が「患者側から」/労組調査

[労使]

日本医療労働組合連合会(医労連)は11日、看護師ら医療・介護・福祉の職場で働く主に20~30代の男女のうち、12.0%が過去3年間にセクハラを受けたとの調査結果を発表した。加害者は49.7%が「患者・家族」だった。

医労連は2017年3~9月、全国の病院や福祉施設などの職員を対象にセクハラ、パワハラ、マタニティーハラスメントについて調査。41都道府県の看護職や介護職、事務職ら7,225人から回答を得た。

セクハラの加害者は患者・家族のほか、看護師にとっての医師ら「他職種」が16.4%、先輩が13.7%、上司が10.1%だった。

過去3年間にパワハラを受けたのは26.6%、マタハラを受けたのは2.5%。セクハラ、パワハラ、マタハラのいずれかを受けたことがある人は31.5%だった。このうち、ハラスメントが原因で退職を考えたことがある人は46.7%に上った。

医労連は「慢性的な人手不足や被害を訴えにくい職場の状況などがハラスメントにつながっている」とみている。

(時事通信)
2018年5月11日