氷河期世代の就職支援 300人雇用へIT研修/NTTとKDDI

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NTTとKDDIは16日、就職氷河期世代の就業を支援する事業を共同で行うと発表した。IT関係の研修を行い、両社などで300人以上の雇用を目指す。島田明NTT副社長は記者会見で、「IT産業に入りたかったけれど入れなかった人にチャンスを与えたい」と述べた。

同日、専用サイトを開設した。高校、大学を卒業した50歳未満の人が対象で、参加費無料。オンラインで3月以降、希望者全員にリモートワーク技術の研修を実施する。さらに500人程度を選考した上で、約2カ月かけて「ITパスポート」などの資格取得を支援し、一連の研修後に就職活動をサポートする。

NTTとKDDIは、それぞれのグループで計130人以上を正社員として採用する方針。他企業も紹介する。専用サイトのアドレスはhttps://tsunagu-kaeru2.jp。

(時事通信)
2021年2月16日