テレ朝プロデューサー過労死 長時間残業、労災認定

[判例]

テレビ朝日のドラマのプロデューサーだった男性社員=当時(54)=が2015年に心不全で死亡し、三田労働基準監督署(東京)が長時間労働による過労が原因だったとして労災認定していたことが17日、分かった。

同社広報部によると、男性は労働基準法上、原則的に労働時間の規制が適用されない「管理監督者」だった。13年7月に出張先のホテルで心臓疾患で倒れて病院に搬送され、療養を続けていたが、15年2月に心不全で死亡した。

男性は、倒れる前3カ月の時間外労働が月70~130時間程度に上り、「過労死ライン」とされる80時間を超えていた。三田労基署は14年10月に労災と認め、死亡後の15年7月には残業と死亡との因果関係も認めて過労死と認定したという。

テレビ朝日は「極めて重く受け止めている。現在、全社を挙げて有給休暇取得の奨励など『働き方改革』に取り組んでおり、社員の命と健康を守るための対策をより一層進める」としている。

(時事通信)
2018年5月17日