ライト工社員が過労死 残業月100時間超、労基署認定

[行政]

土木・建築工事のライト工業の男性社員=当時(30)=が2017年に自殺したのは、月100時間超の残業による精神疾患が原因だったとして、向島労働基準監督署(墨田区)が労災認定していたことが3日、分かった。代理人の川人博弁護士らが同日、都内で記者会見して明らかにした。認定は6月17日付。

川人弁護士によると、男性は15年4月入社。研修後、山梨県や千葉県など関東各地であった土木工事の監督業務にほぼ1人で従事し、工事資材の手配や予算計画の作成などを行った。

17年11月に都内の会社寮で自殺し、労基署は、直前の3カ月の残業時間は月100時間を超えており精神疾患を発病したと認定した。

50代の父親は「労災ではなく人災だ。会社には法規を順守した労務管理を要望する」と話した。ライト工業は「内容を詳細に把握しておらず、現段階ではコメントを控える」としている。

(時事通信)
2019年7月3日