長時間勤務、管理不十分 教委職員死亡で報告書/新潟県

[行政]

新潟県教育委員会の40代の女性職員が勤務中倒れて死亡した問題で、県教委の第三者委員会は24日、当時女性が過労死認定の目安を超えて勤務しており、県教委の労働時間の管理が不十分だったと指摘する一次報告書をまとめた。

女性は高等学校教育課に所属しており、1月5日の勤務中に自席で意識を失った。病院に搬送された際くも膜下出血と診断され、同8日死亡した。

当時、女性は奨学金の審査調整を担当。報告書では女性の勤務実態について、新たな奨学金制度への対応などで業務量が増えた上、労働時間の管理が十分でなかったとした。女性の昨年11月の時間外勤務は約142時間、同12月は約155時間で、厚生労働省が過労死認定の目安としている月80時間を超えていた。

第三者委の平哲也会長は記者会見で「(亡くなるまでの)長時間労働が死亡に影響した可能性がある」と述べた。同委は6月までに、改善策などを盛り込んだ最終報告書をまとめる。女性の遺族は3月、地方公務員災害補償基金新潟県支部に公務災害を申請した。

(時事通信)
2018年4月24日