メールマガジン労働情報 No.1484

■□――【メールマガジン労働情報/No.1484】

就職氷河期世代の人生再設計に向けて議論/経済財政諮問会議 ほか

―2019年4月12日発行――――――――――――――□■

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  本号の主な内容
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【行政】就職氷河期世代の人生再設計に向けて議論/経済財政諮問会議 ほか
【動向】「同一労働同一賃金」の導入、大企業の7割以上が対応方針決まらず/民間調査 ほか
【企業】介護勤務制度の勤務パターンを増加/東急百貨店 ほか
【海外】報告書「圧迫される中産階級」を発表/OECD
【イベント】「労働法入門講座」を開講/神奈川県労働福祉協会

※本号の記事見出し・リンク先一覧です。
https://www.jil.go.jp/kokunai/mm/list/mm20190412.html

【JILPTからのお知らせ】

☆「2019年度・第68回東京労働大学講座 総合講座」(労働法部門)受講者募集中!

 現代の労働問題を学習するのに最適なトピックスを精選して開講します。
当該分野の第一人者による最高・最新の講義に接するまたとない機会です。
奮ってお申込みください。

開講期間:2019年6月4日(火曜)~7月18日(木曜)(14講義日、1試験日)
会場:東京大学 法学部31番教室(法文2号館2階)(文京区)
https://www.jil.go.jp/kouza/sogo/index.html

◇2020年度 事務職員の募集について

労働政策研究・研修機構では、2020年4月1日採用の事務職員を募集しています。
https://www.jil.go.jp/information/koubo/shokuin/2019/index.html

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【JILPTリサーチアイ 第32回】
 新時代の高齢者の「生きがい的就労」
     人材育成部門 統括研究員 中山 明広
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 「令和」は人口減少と高齢化の進む時代である。令和35(2053)年には我が国の
総人口は1億人を切り、65歳以上人口比率は38%台になると推計されている。
このような社会が活力を維持していくためには、高齢者ができる限り長く、
健康でいきいきと活躍することが不可欠であることは議論の余地はないだろう。
https://www.jil.go.jp/researcheye/bn/032_190410.html

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【行政】
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●就職氷河期世代の人生再設計に向けて議論/経済財政諮問会議

 政府は10日、2019年第5回経済財政諮問会議を開催した。議事は「ジョブ型雇用時代の
人的資本投資に向けて」など。有識者議員からは、就職氷河期世代の人生再設計に向けて
今後3年程度で集中的に再チャレンジを支援する仕組みをつくる。具体化には、ハローワーク、
大学・職業訓練機関、経済団体等が連携するプラットフォームを形成・活用して不安定就業者を
着実に減少させていくこと、企業支援策として特定求職者雇用開発助成金や中途採用等支援
助成金等の要件を緩和することなどが提案された。夏までに同会議としてのプログラムを
取りまとめる予定。
https://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/kaigi/minutes/2019/index.html#tab0410
(会議資料)
https://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/kaigi/minutes/2019/0410/agenda.html

●雇用・労働分野の助成金パンフレットを公表/厚労省

 厚生労働省は、2019年度版「雇用・労働分野の助成金のご案内(簡略版)」と「同(詳細版)」
をHPで公表した。雇用の安定、職場環境の改善、仕事と家庭の両立支援、従業員の能力向上、
生産性向上等の目的別に各種の助成金について解説している。
(簡略版)
https://www.mhlw.go.jp/content/11600000/000495637.pdf
(詳細版)
https://www.mhlw.go.jp/general/seido/josei/kyufukin/dl/koyouantei.pdf

●船員の安全や労働環境向上の優れた取組を募集/国交省

 国土交通省は9日、2019年度「船員安全・労働環境取組大賞(SSS)」の
選定・表彰のための優れた取組の募集開始を発表した。船員災害及び海難の防止と、
船員の労働環境の向上を目的として毎年実施しているもの。応募締切は5月31日。
http://www.mlit.go.jp/report/press/kaiji04_hh_000133.html

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【動向】
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●「同一労働同一賃金」の導入、大企業の7割以上が対応方針決まらず/民間調査

 アデコは10日、大企業(従業員300人以上)を対象とした「同一労働同一賃金導入
に向けた準備の進捗状況と、導入後の見通しに関する調査」結果を発表した。
大企業の7割以上が、導入についての「対応方針が決まっていない」と回答。
導入における課題は、「基本給」(68.8%)、「賞与」(65.0%)など。一方、対応方針が
決まっている企業の多くでは、同制度導入後に非正社員の基本給と賞与が増える
見込みとしている。
https://www.adecco.co.jp/about/pressroom/investigation/2019/0410/

●イギリス進出の日本企業、4割が「製造業」/民間調査

 帝国データバンクは9日、「イギリス進出企業」実態調査結果を発表した。
2019年3月時点のイギリス進出日本企業は1,298社、業種別では「製造業」510社
(構成比39.3%)、「サービス業」226社(同17.4%)など。年商規模別では、
「100億円~1,000億円未満」419社(同32.3%)、「1,000億円以上」344社(同26.5%)
など。
http://www.tdb.co.jp/report/watching/press/p190405.html

●転職のきっかけ、トップは「給与の低さ」/民間調査

 エン・ジャパンは9日、「転職のきっかけ」実態調査結果を発表した。
転職を考え始めたきっかけは、「給与の低さ」(43%)、「やりがい・
達成感のなさ」(40%)、「業界・企業の将来性への不安」(31%)など。
転職への不安は、「自身の年齢」(56%)、「希望する転職先の有無」(48%)、
「面接・選考で上手く話ができるか」(39%)など。
https://corp.en-japan.com/newsrelease/2019/16884.html

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【企業】
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●介護勤務制度の勤務パターンを増加/東急百貨店

 東急百貨店は11日、同日から育児勤務制度にバランス勤務を導入するとともに、
介護勤務制度には個々人が選択できる幅を増やす取り組みを進めると発表した。
具体的には、全従業員対象のアンケート結果を踏まえて、遅番勤務(通常勤務)と
短時間勤務を組み合わせた「バランス勤務」を導入する。また、これまで一律だった
介護勤務制度の勤務パターンを増やすとともに、異なる所定労働時間を組みあわせる
ことで週休3日の取得ができるなど、個々人の事情に応じて選択できる幅を広げる
としている。
https://www.tokyu-dept.co.jp/corporate/press/whats_new/2019_0411_1.pdf

●たばこ吸う人採用しません/ひまわり生命、来年4月の新卒対象

 SOMPOホールディングス傘下の損保ジャパンひまわり生命保険(東京)は10日、
2020年4月入社の新卒採用について、非喫煙者であることを募集条件にすると発表した。
たばこを吸わないことを明示した採用制度は珍しい。(時事通信)
https://www.jil.go.jp/kokunai/mm/kigyo/20190412.html
(損保ジャパン日本興亜ひまわり生命保険・ニュースリリース)
https://www.himawari-life.co.jp/~/media/himawari/files/company/news/2019/a-01-2019-04-10.pdf

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【海外】
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●報告書「圧迫される中産階級」を発表/OECD

 OECDは10日、報告書「圧迫される中産階級(Under Pressure: The Squeezed Middle Class)」
を発表した。報告書によると、中産階級がほとんどのOECD諸国で減少している。その原因は、
若い世代がその階級になることが次第に難しくなっているためで、政府は中産階級を
支援しなければならないとしている。日本の中間所得層の割合は65%で、OECD平均(61%)
より大きく、世代別に見ても規模は安定しているという結果が出ている。
http://www.oecd.org/tokyo/newsroom/governments-must-act-to-help-struggling-middle-class-japanese-version.htm
(日本についての図表)
http://www.oecd.org/tokyo/newsroom/Middle-class-2019-Japan.pdf

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【イベント】
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●「労働法入門講座」を開講/神奈川県労働福祉協会

 公益財団法人神奈川県労働福祉協会は、6月13、20日の2日間、
「基礎からよく分かる!労働法入門講座」を横浜市で開催する。
新任の人事労務担当者の方、新任の労働組合役員の方、労働法を初めて学ぶ方を
主な対象とした入門講座。受講料1万2,000円。定員50名。
https://www.zai-roudoufukushi-kanagawa.or.jp/roudou-basic.html