メールマガジン労働情報 No.1425

■□――【メールマガジン労働情報/No.1425】

7月の完全失業率2.5%、前月比0.1ポイント上昇/労働力調査 ほか

―2018年8月31日発行――――――――――――――□■

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  本号の主な内容
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【行政】「景気は、緩やかに回復している」/8月・月例経済報告 ほか
【統計】7月の完全失業率2.5%、前月比0.1ポイント上昇/労働力調査 ほか
【動向】正社員が不足している企業は50.9%、7月としては過去最高を更新/民間調査 ほか
【判例命令】組合が救済申立てを維持する意思を放棄したと認め、救済申立てを却下/中労委
【イベント】『人生100年時代「第三の働き方の行方」』を開催/インディペンデント・コントラクター協会

※本号の記事見出し・リンク先一覧です。
http://www.jil.go.jp/kokunai/mm/list/mm20180831.html

【JILPT研究成果情報】

◇調査シリーズNo.182『「社会保険の適用拡大への対応状況等に関する調査」及び
「社会保険の適用拡大に伴う働き方の変化等に関する調査」結果』

 社会保険の適用範囲の拡大などの制度改正を巡って、事業所とそこで働く短時間労働者
の対応状況等を明らかにするため、アンケート調査及びインタビュー調査を実施しました。
短時間労働者調査では、社会保険の適用拡大に伴い、働き方が「変わった」者の半数以上が、
「厚生年金・健康保険が適用されるよう、かつ手取り収入が増える(維持できる)よう
所定労働時間を延長した」と回答し、「適用されないよう所定労働時間を短縮した」を
上回ったことが分かりました。
http://www.jil.go.jp/institute/research/2018/182.html

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【行政】
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●「景気は、緩やかに回復している」/8月・月例経済報告

 8月の「月例経済報告」が29日の関係閣僚会議に提出された。経済の基調判断は、
前月と同じ「景気は、緩やかに回復している」。個別判断では、消費者物価を
「緩やかに上昇している」から「上昇テンポが鈍化している」へ、輸出を
「持ち直している」から「このところ持ち直しの動きに足踏みがみられる」へ、
それぞれ変更した。雇用情勢は「着実に改善している」で据え置き。
http://www5.cao.go.jp/keizai3/getsurei/2018/0829getsurei/main.pdf
(関係閣僚会議資料)
http://www5.cao.go.jp/keizai3/getsurei/2018/08kaigi.pdf

●景況判断、北陸、四国、九州の3地域で引き上げ/8月地域経済動向

 内閣府は30日、2018年8月の「地域経済動向」を公表した。全国12地域のうち、
北陸、四国、九州の3地域の景況判断を前回(5月)調査から引き上げ、中国は
引き下げ、その他8地域は据え置いた。雇用情勢は全地域で「着実に改善している」
に据え置き。
http://www5.cao.go.jp/keizai3/chiiki/2018/0830chiiki/menu.html

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【統計】
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●7月の完全失業率2.5%、前月比0.1ポイント上昇/労働力調査

 総務省は31日、「労働力調査」(速報)を公表した。2018年7月の完全失業率
(季節調整値)は2.5%で、前月比0.1ポイントの上昇。就業者数は6,660万人
(前年同月比97万人増)、雇用者数は5,953万人(同114万人増)で、共に67カ月
連続の増加。
http://www.stat.go.jp/data/roudou/sokuhou/tsuki/pdf/201807.pdf
(統計表)
http://www.stat.go.jp/data/roudou/sokuhou/tsuki/index.html

●7月の有効求人倍率1.63倍、前月比0.01ポイント上昇/一般職業紹介状況

 厚生労働省は31日、「一般職業紹介状況」を公表した。2018年7月の
有効求人倍率(季節調整値)は1.63倍で、前月比0.01ポイント上昇。
正社員有効求人倍率(季節調整値)は1.13倍となり、前月と同水準。
都道府県別でみると、就業地別の最高は福井県の2.28倍、最低は北海道の
1.20倍、受理地別の最高は東京都の2.16倍、最低は沖縄県の1.14倍。
https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000212893_00006.html

●生産指数、前月比0.1%低下/鉱工業指数

 経済産業省は31日、2018年7月の鉱工業生産・出荷・在庫指数(速報)を公表した。
生産指数(季節調整値)は前月比0.1%低下の102.4。3カ月連続の前月比低下。
輸送機械工業、はん用・生産用・業務用機械工業、鉄鋼業等が低下。基調判断は
「生産は緩やかに持ち直しているものの、一部に弱さがみられる」と下方修正した。
http://www.meti.go.jp/statistics/tyo/iip/result-1.html

●2017年「労働安全衛生調査」結果を公表/厚労省

 厚生労働省は28日、2017年「労働安全衛生調査(実態調査)」の結果を公表した。
事業所の労働災害防止活動等の実施状況等と、労働者の仕事や職業生活における
不安やストレス等の実態を調査した。メンタルヘルス対策に取り組んでいる事業所
割合は58.4%(2016年調査56.6%)、仕事や職業生活に関して強い不安、ストレス等
になっている事柄がある労働者は58.3%(同59.5%)で、ストレスと感ずる事柄では
「仕事の質・量」が62.6%(同53.8%)と最も多い。
https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/dl/h29-46-50_houdou.pdf
(概況)
https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/h29-46-50b.html

●中小企業の売上げDI、18カ月ぶりにマイナス/中小企業景況調査

 日本政策金融公庫は30日、中小企業景況調査(8月)結果を公表した。
売上げDI(増加-減少)はマイナス2.0(前月比5.9ポイント低下)で、
18カ月ぶりのマイナス圏に。建設関連や衣生活関連、食生活関連などで低下。
製造業の従業員判断DI(不足-過剰)は29.5(同3.8ポイント上昇)で、
一般機械器具製造業や窯業・土石製品製造業、食料品製造業などで上昇。
https://www.jfc.go.jp/n/findings/pdf/keikyo_180830.pdf

●建設労働需給、6月は1.3%、7月は1.4%不足/国交省

 国土交通省は27日、「建設労働需給調査」(2018年7月調査)結果を公表した。
左官、配管工など8職種の全国過不足率は6月は1.3%、7月は1.4%の不足となり、
0.1ポイント不足幅が拡大。東北地域は、6月は0.0%(均衡)、7月は0.2%の過剰
となり、0.2ポイント過剰幅が拡大。8職種の今後の労働者の確保に関する見通しは、
全国及び東北地域とも「普通」としている。
http://www.mlit.go.jp/report/press/totikensangyo14_hh_000785.html

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【動向】
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●正社員が不足している企業は50.9%、7月としては過去最高を更新/民間調査

 帝国データバンクは27日、「人手不足に対する企業の動向調査」(2018年7月)」
結果を発表した。正社員が不足している企業は50.9%(前年同月比5.5ポイント増)で、
7月としては過去最高を更新。非正社員が不足している企業は33.0%(同3.6ポイント増)。
業種別では、正社員は「情報サービス」(71.3%)、非正社員は「飲食店」(82.9%)が最高。
http://www.tdb.co.jp/report/watching/press/p180806.html

●58%が異業種転職の経験あり/民間調査

 エン・ジャパンは29日、『ミドルに聞く「異業種転職」実態調査』結果を発表した。
35歳以上を対象に「異業種への転職」について聞いたところ、58%が異業種転職の経験
があると回答。転職した年齢は「30代」(35%)、「40代」(27%)、「20代」(24%)など。
異業種転職を実現して良かったことは、「視野の広がり」(53%)、「スキル・知識の向上」
(53%)、「仕事の幅の広がり」(53%)など。
https://corp.en-japan.com/newsrelease/2018/14694.html

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【判例命令】
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●組合が救済申立てを維持する意思を放棄したと認め、救済申立てを却下/中労委

 中央労働委員会は24日、会社からの再審査申立中の事案で、組合が救済申立てを
維持する意思を放棄したと認め、初審命令を取り消し、申立てを却下した。
本件は、会社が(1)組合員の復職等に関する団体交渉に応じなかったこと、
(2)団体交渉申入書に対する回答書に、当該申入書の記載内容は恐喝であると
記載したことが不当労働行為に当たるとして、救済申立てがあった事件。初審都労委は、
(1)の団交に応じなかったことが不当労働行為に該当するとして、会社に対し
団体交渉応諾及び文書交付の救済命令を発したところ、会社は救済命令を不服として
再審査を申し立てていた。
https://www.mhlw.go.jp/churoi/houdou/futou/dl/shiryou-30-0824-1.pdf

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【イベント】
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●『人生100年時代「第三の働き方の行方」』を開催/インディペンデント・コントラクター協会

 インディペンデント・コントラクター協会は9月22日、『人生100年時代
「第三の働き方の行方」Independent Contractors Forum 2018』を千代田区で
開催する。インディペンデント・コントラクター(IC:業務単位の請負契約を
複数の企業と結んで活動する独立・自立した個人)から、マーケティング、
組織づくりなどのノウハウを聞く。基調講演、パネルディスカッションを予定。
会場にはIC協会の相談コーナーを設ける。参加費無料(事前登録制)。定員150名。
https://icforum-2018.peatix.com/