(別紙) 高校・中学新卒者緊急就職支援強化キャンペーンの概要 高校・中学新卒者をめぐるこれまでにない厳しい就職環境に照らし、労働大臣の 指示により、9月16日の高校新卒者の選考開始日以降応募の結果がほぼ判明する 10月末までを重点期間と位置付け、教育関係機関とも十分連携を図りながら、以 下の取組みを効果的に展開し、状況の改善を図る。 T 中央レベルの取組み 1 労働省・文部省局長連名での都道府県に対する指示及び主要経済団体に対す る求人要請 労働省職業安定局長及び文部省初等中等教育局長連名により、各都道府県教 育長及び知事に就職支援に係る通達を発出するとともに、主要経済団体(約1 00団体)に対して高校・中学新卒者の求人枠確保を文書で依頼(9月10日 付け)。 2 「高校新卒者就職促進連絡会議」(労働省・文部省・全国高等学校長協会の 三者構成)の創設(第1回会合は9月20日頃を予定) 高校新卒者の職業紹介業務の当事者間で最新状況の把握や対応方針の検討を 行う場を緊急措置として設置し、適切な対策の実施に資する。 U 地方レベルの取組み 1 都道府県就職問題連絡会議の開催 各都道府県段階において、公共職業安定機関と教育機関との連携を深めると ともに、産業界の代表に対する一層の求人要請を行う。 2 「高校・中学新卒者特別相談窓口」の設置 全国のハローワークに特別相談窓口を設置し、就職希望の生徒・保護者、就 職指導担当教員に対する個別職業相談等を実施する。 3 経済団体や個別事業主に対する高校・中学新卒者に対する求人の要請 各都道府県の公共職業安定機関及び教育機関が連携して、会合や訪問等あら ゆる機会をとらえて、高校・中学新卒者を対象とする求人の確保を図る。 4 求人開拓推進員による求人開拓 求人開拓推進員(8月に全国で1300人に拡充)を活用し、高校・中学新 卒者に対する求人申込みを強力に勧奨する。