タイトル:平成10年度建設雇用改善推進月間の実施について 〜明日の建設業を担う人づくりに取り組もう〜 発 表:平成10年10月29日 担 当:職業安定局建設・港湾対策室 電 話 03-3593-1211(内線5804) 03-3502-6777(直通)
〔要旨〕 1. 11月に「建設雇用改善推進月間」(主催:労働省、建設省、都道府県、雇用促 進事業団)を実施 2.重点テーマ 「建設労働者の職業能力開発を推進し、明日の建設業を担う人づくりに積極的 に取り組もう。」 3.主要行事 @ 建設雇用改善推進の集い(中央行事)
日時 | : | 平成10年11月5日(木)13:30〜 | |
場所 | : | ホテルグランドパレス(東京都千代田区) | |
内容 | : | ○ 建設雇用改善優良事業所等表彰 ○ 「建設業に働く若者からのメッセージ」表彰 ○ 記念講演「2002年ワールドカップとJリーグ百年構想」 Jリーグチェアマン 川淵 三郎 |
A 都道府県建設雇用改善推進大会の開催等 11月11日(水)〜30日(月)の間、47都道府県において開催 また、建設工事現場を巡回訪問し、建設労働者の雇用の改善についての啓発指 導、現場作業員の激励等を行う「建設雇用改善推進パトロール」などを実施 B 推進月間モデル事業 本月間中に各都道府県において行われる事業のうち、本月間の趣旨にあった特 徴的な事業を推進月間モデル事業として行うこととし、本年は5府県において、 街頭キャンペーン、電光掲示、トークショー、写真・パネル展、絵画展などを実 施
1.趣旨 建設業は、我が国の基幹産業のひとつとして、我が国の経済・雇用を支える重要 な役割を有しているが、中小零細企業を中心に、雇用関係の不明確性や不安定な雇 用の存在、労働福祉の立ち後れ、労働災害の発生等解決すべき課題は多い。 労働省としても、「建設労働者の雇用の改善等に関する法律」に基づき、建設事 業主の取組を軸として、関係企業、団体及び行政機関が一体となった取組を行い、 雇用の改善、職業能力の開発・向上、福祉 の増進等についての更なる推進と建設 労働に対する正しい理解の促進を図っていく必要がある。 このため、雇用の改善、職業能力の開発・向上、福祉の増進についての関係者の 理解と関心を深め、その取組に向けた意欲の一層の高揚を図るため、毎年11月を「 建設雇用改善推進月間」として各種の啓発活動を展開してきたところであり、本年 度においては以下のとおり実施する。 2.重点テーマ 「建設労働者の職業能力開発を推進し、明日の建設業を担う人づくりに積極的に 取り組もう。」 3.実施期間 平成10年11月1日から11月30日まで 4.主催 労働省、建設省、都道府県、雇用促進事業団 5.協賛
(社) | 全国建設業協会 | (全 建) | ||
(社) | 日本建設業団体連合会 | (日建連) | ||
(社) | 全国中小建設業協会 | (全中建) | ||
(社) | 全国建設専門工事業団体連合会 | (建団連) | ||
(社) | 日本建設業経営協会 | (日建経) | ||
(社) | 全国建設産業団体連合会 | (全国建産連) |
6.実施事項 (1)中央において実施する事項 @ 「建設雇用改善推進の集い」の開催 「建設雇用改善推進の集い」を11月5日(木)午後1時30分からホテルグラ ンドパレス(東京都 千代田区飯田橋1−1−1 03-3264-1111)におい て開催する。 イ 建設雇用改善優良事業所等の労働大臣表彰の実施 建設労働者の雇用の改善、職業能力の開発・向上、福祉の増進等について 積極的な努力を行い、その成果がみられる中小建設事業所及び著しい功績が みられる個人に対し、労働大臣表彰を行う(別紙1参照)。 このほか、建設大臣表彰を行う。 ロ 「建設業に働く若者からのメッセージ」の優秀作の労働大臣表彰の実施 「建設業に働く若者からのメッセージ」の優秀作について、労働大臣表彰 を行い、併せて作品 を披露するとともに、雇用促進事業団理事長表彰及び 協賛6団体会長表彰を行う(別紙2参照)。 このほか、建設大臣表彰を行う。 ハ 講演 「2002年ワールドカップとJリーグ百年構想」 講演者 川淵 三郎(Jリーグチェアマン) A 建設雇用改善推進員・建設雇用改善業務担当者合同全国会議の開催 労働大臣から委嘱されている建設雇用改善推進員並びに都道府県及び雇用促 進事業団の建設雇用改善業務担当者の合同全国会議を11月5日(木)午前10時 からホテルグランドパレスにおいて開催する。 B ポスター、リーフレットの作成配布 建設雇用改善推進月間のポスター及びリーフレットを作成し、都道府県、関 係行政機関等及び建設業界に配布し、広報・宣伝を行う。 (2)都道府県において実施する事項 @ 都道府県建設雇用改善推進大会の開催 イ 各都道府県において、中央の「建設雇用改善推進の集い」に準じて、「都 道府県建設雇用改善推進大会」を開催する(別紙3参照)。 ロ 前記1の@のイの労働大臣表彰に準じた内容を持つ中小建設事業所に対し、 都道府県知事表彰を実施する。 A 建設雇用改善推進会議の開催 各都道府県において、職業安定機関その他の関係行政機関、雇用促進センタ ーの職員及び建設業関係者の参集を求めて建設労働の問題点、下請指導等に関 する意見交換を行う。 B 建設雇用改善推進パトロ−ルの実施 職業安定機関その他の関係行政機関、雇用促進センタ−の幹部職員及び建設 事業主団体の役員が「建設雇用改善推進パトロール隊」を編成の上、建設工事 現場を巡回訪問し、建設労働者の雇用の改善について啓発指導するとともに、 現場作業員など関係者を激励する。 C 推進月間モデル事業の実施 次の府県においては、推進月間モデル事業として、特徴的な取組が予定され ている。 イ 群馬県 建設業のイメージアップを図るため、児童を対象に建設業にかかわる「ぬ りえ」コンクール表彰を実施。 ロ 埼玉県 ・ 県内主要各地区において、建設雇用改善のための巡回相談を実施。 ・ 県内主要駅前での街頭キャンペーンや電光掲示板の設置等を実施。 ハ 神奈川県 若年女性の入職促進を図るため、建設業で働く女性の写真展や女性のトー クショーを実施。 ニ 滋賀県 業界関係者にととまらず、広く県民の参加を得ることで、建設業界をより 身近なものととらえてもらうため、地元在住の奏者によるコンサートを実施。 ホ 大阪府 建設雇用改善の好事例を映像やパネルで紹介するとともに、建設雇用改善 推進街頭キャンペーンを府内主要駅で実施。