「建設業高齢者雇用改善研究会」の開催について
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建設労働者の雇用の改善については、「建設労働者の雇用の改善等に関する法律」等に基づき、各種の施策を実施しているところであるが、昨年度よりスタートした「第5次建設雇用改善計画」(計画期間平成8〜12年度)においては、最重点課題として、労働時間短縮をはじめとする雇用の一層の近代化、能力開発の推進とともに、女子、高齢者の積極的活用が掲げられている。
今後、少子・高齢化の一層の進展が予測されているなかで、建設業においても、これまで以上に多様な労働者を質の高い技能労働力として確保・活用していくことが必要となっており、優れた技能や経験等を有する高齢労働者の活用は、重要な課題の一つであると考えられる。また、建設業においては、他産業以上に高齢化が進んでおり、今後、高齢労働者の割合は一層増加していくと見込まれるが、高齢労働者が建設業の現場において就労する際には、若年労働者に比べ、体力・安全等の面において、事業主に何らかの措置や配慮が必要な場合が多いと考えられる。
このため、今般、学識経験者等の参集を求め、別紙のとおり「建設業高齢者雇用改善研究会」を開催し、建設業において高齢労働者のより一層の活用が可能となるよう、高齢者の特性を考慮した作業の見直し、適正な配置、安全衛生対策、能力開発のあり方等について幅広い観点から意見交換を行うこととした。
なお、第1回の会合は、10月1日(水)に行うこととしている。 |
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