労働省発表
平成9年9月22日
    

 
職業安定局高齢・障害者対策部
高齢者雇用対策課
電 話  3593-1211(代)
      (内線)5825
夜間直通 3502-6779


時は今 継続雇用の65歳

────高年齢者雇用促進月間(10月)の実施────



 労働省においては、毎年10月を「高年齢者雇用促進月間」と定め、60歳定年を基盤とした65歳までの雇用就業機会の確保等について、事業主を始め、広く国民全体の理解と協力を得るため雇用促進大会の開催等の事業を実施しているが、本年度においても、中央・地方の各機関が一体となって『時は今 継続雇用の65歳』を月間の標語として全国各地で次のような行事を行うこととしている。

1 実施期間
  平成9年10月1日〜10月31日

2 主要行事
 (1) 中央で実施する事項

イ 全国高年齢者雇用促進大会の開催(10月6日(月)、於:東京郵便貯金ホール)
(財)高年齢者雇用開発協会との共催により、事業主、事業主団体等の参加を求め(約1,000人参加)、労働大臣出席の下で全国高年齢者雇用促進大会を開催し、高年齢者雇用優良企業等、高年齢者雇用開発コンテスト入賞者に対して労働大臣表彰等を行う(注)。
 また、表彰後、有識者による講演を行う。(別紙1)
ロ 高年齢者雇用開発フォーラムの開催
(財)高年齢者雇用開発協会との共催により、「65歳現役社会に向けて」をテーマに研究発表会や高年齢者雇用開発事例展を開催する。(別紙2)
ハ ポスター、リーフレットの作成配布
 高年齢者雇用促進月間のポスターを作成し、都道府県、公共職業安定所、都道府県高年齢者雇用開発協会、市町村、商工会議所及びシルバー人材センター等の関係機関に配布して広報・啓発を行う。
 (注)労働大臣表彰等
 1) 高年齢者雇用優良企業等
    高齢者の雇用問題等について先進的かつ積極的に取り組んでいる企業又は団体等及び高齢者として再就職し、職場の模範として活躍している者に対して労働大臣表彰を行う。
 本年度の表彰は、高年齢者雇用優良企業99社、優良高年齢就職者50名である。
(別紙3)
 2) 高年齢者雇用開発コンテストの入賞者
    高齢者の仕事や職場の改善・開発について企業の創意・工夫を促し、高齢者の継続雇用の促進を図ることを目的として実施している「高年齢者雇用開発コンテスト」の入賞者に対し、労働大臣表彰等を行う。
 本年度の表彰は、最優秀賞1編、優秀賞2編、奨励賞10編、特別賞13編、努力賞23編である(高年齢者雇用開発コンテストに係る入賞者については、別途発表)。

 (2) 地方で実施する事項
イ 地方高年齢者雇用促進大会の開催
 各都道府県において、月間中に高年齢者雇用促進大会を開催して、労働大臣表彰の伝達、都道府県知事表彰等を行う。(別紙3)
ロ 高年齢者雇用就業展の開催等
    全国主要都市において、各種情報資料の展示、職業相談・職業適性検査等のコーナーの設置による相談サービスの実施、シルバー人材センター事業の紹介等を行う「高年齢者雇用就業展」を開催し、国民一般及び企業に対して啓発を図る。(別紙4)
 また、月間にちなんだ各種情報資料を作成、提供すること等により求人者、求職者に対する啓発を行う。
ハ 事業主団体等に対する積極的な働きかけ
    公共職業安定所の職員等が事業主及び事業主団体を積極的に訪問することにより、高年齢者雇用就業問題の重要性、高年齢者雇用安定法の趣旨及び内容、特に継続雇用の必要性等を説明し、今後の一層の協力を呼びかける。
ニ 高年齢求職者を対象とする特別求人開拓
 公共職業安定所において特別求人開拓班を編成する等により、高年齢求職者を対象とする特別求人開拓を行う。


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