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(別添資料)

        未就職卒業者就職緊急支援事業の実施について

 平成14年3月卒業の高校生の就職内定状況が3月末時点で過去最低となるなど、多

数の未就職卒業者の発生が懸念される中、未就職卒業者の早期就職の実現を図るため、

(1)個別支援方針の策定によるきめ細かな支援、(2)トライアル雇用の積極的活用を柱

とする「未就職卒業者就職緊急支援事業」を4月から実施している。

1 未就職卒業者への幅広い呼びかけと就職希望者の登録


 高校から未就職卒業者のリストの提供を受け、郵便・電話等により登録の意思を確

認し、未就職卒業者にハローワークへの登録を呼びかける。
 また、大学等の未就職卒業者について、在学中に学生職業センター等を利用した者

の追跡確認を行い、未就職の場合、求職登録を呼びかける。


2 個別支援方針の策定


 登録した未就職卒業者に対し、ハローワークの職員・相談員が、担当者制によりき

め細かな職業相談を実施するとともに、各登録者のニーズを踏まえた個別の支援方針

を策定する。


3 各種援助措置の実施


(1) 求人情報等の提供


  登録者に対して、個別に就職活動の日程や方法について助言を行いながら、それ

 ぞれの希望就職内容にあった求人情報や採用選考に係る情報を随時提供し、フィー

 ドバックを求めることにより、応募先の効果的な絞り込みや円滑な活動日程の具体

 化に資する。


(2) 職業講習の実施


  就職活動に必要な知識を付与し、自信を深めさせるため職業講習を実施する。


(3) 職業実習等の実施


  職業体験機会の付与と実践的な職業能力開発を行うため、専修学校等への委託訓

 練、事業主等への委託による職業実習の受講推薦を行う。


(4) 実践指導の実施


  円滑な就職決定に資するため、職業講習や委託訓練の実施後、適宜、専門家の活

 用による実際の採用面接場面を想定した模擬面接や自己PRに係る表現力の向上研

 修を行う。


4 トライアル雇用の活用


  登録した未就職卒業者を若年者トライアル雇用事業の重点対象者とし、積極的に

 若年者トライアル雇用を活用する。

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