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3 派遣先
(1) 労働者派遣の役務の提供を受けた者(派遣先)の数は、一般労働者派遣事
業では269,321件(対前年度比11.4%増)、特定労働者派遣事業では23,896件
(同5.6%増)となっている。この結果、全体としては293,217件(同10.9%
増)となっている。
⇒表5、図2
(2) また、派遣先の数について、派遣実績のあった1派遣元事業所当たりの平
均をみると、一般労働者派遣事業では79.0件(前年度78.2件)、特定労働者派
遣事業では6.7件(同2.3件)と、いずれも前年度より増加している。
⇒表5
4 売上高
(1) 労働者派遣事業に係る売上高は、一般労働者派遣事業では1兆2,847億円
(対前年度比18.7%増)、特定労働者派遣事業では3,870億円(同2.3%増)と
なっている。この結果、合計は1兆6,717億円(同14.5%増)となっている。
⇒表6、図3
(2) また、売上高について、売上のあった(※6)派遣元事業所当たりの平均
をみると、一般労働者派遣事業では3億74百万円、特定労働者派遣事業では1億
5百万円となっている。
⇒表6
※6 売上のあった事業所(売上高の欄に記載のあった事業所)数は、一般労働者
派遣事業は3,431所、特定労働者派遣事業は3,683所であった。
(3) 売上高をランク別にみると、一般労働者派遣事業では売上高1億円以上の
事業所が半数以上(50.9%)を占めているが、特定労働者派遣事業では売上高
5,000万円未満の事業所が64.4%となっている。
⇒表7、図4
5 派遣料金
(1) 一般労働者派遣事業の平均料金は16,755円と、前年の16,761円より0.04%
減とほぼ横ばいであった。政令で定める26業務について業務の種類別にみると、
アナウンサーが26,390円で最も高く、次いで放送機器等操作(24,324円)、通
訳、翻訳、速記(24,037円)、ソフトウェア開発(23,684円)、事業の実施体
制の企画、立案(22,176円)の順で高くなっている。平成11年度と比較して上
昇したものは、放送番組等の大道具・小道具(4.3%増)事業の実施体制の企
画、立案(2.4%増)等であり、逆に低下したものは、建築物清掃(7.8%減)、
建築設備運転、点検、整備(5.9%減)等であった。
(2) 特定労働者派遣事業の平均料金は25,100円と、前年の25,556円より1.8%減
と微減であった。政令で定める26業務について業務の種類別にみると、セール
スエンジニアが34,900円で最も高く、次いで研究開発(31,530円)、ソフトウ
ェア開発(31,162円)、事業の実施体制の企画、立案(27,772円)、放送番組
等の大道具・小道具(26,614円)の順で高くなっている。平成11年度と比較し
て上昇したものは、放送番組等の大道具・小道具(31.4%増)、事業の実施体
制の企画、立案(27.6%増)、テレマーケティング(23.9%増)等であり、逆
に低下したものは、広告デザイン(32.9%減)、添乗(18.7%減)、アナウン
サー(15.6%減)、インテリアコーディネータ(15.1%減)等であった。
⇒表8
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