タイトル:平成11年度大学等卒業予定者就職内定状況等調査(平成12年2月1

     日現在)について







発  表:平成12年3月10日(金)

担  当:労働省職業安定局業務調整課

                 電 話 03-3593-1211(内線5775)

                     03-3502-6774(直通)




 労働省及び文部省では、平成11年度大学等卒業予定者の就職内定状況等を共同で調

査し、このほど平成12年2月1日現在の状況を取りまとめた。

 なお、本調査の調査時期については、これまでの3月1日現在を今年度から2月1日

現在に変更して実施することとしたものである。

 その概要は次のとおりである。



 @ 大学の内定率は81.6%で、前回調査(平成11年12月1日現在)から7.

  1ポイント上昇。男女別にみると、男子は83.8%(前回調査から6.5ポイン

  ト上昇)、女子は77.1%(前回調査から8.3ポイント上昇)。



 A 短期大学の内定率(女子学生のみ)は60.8%で、前回調査から14.0ポイ

  ント上昇。



 B 高等専門学校の内定率(男子学生のみ)は98.6%で、前回調査から1.3ポ

  イント上昇。



 C 専修学校(専門課程)の内定率は57.7%で、前回調査から15.7ポイント

  上昇。



    



【大学等新卒者への就職支援について】





 大学等新卒者の就職情勢は厳しい状況が続いているが、10月から12月にかけて伸

び悩んだ大学、短期大学の就職内定率は、12月から2月にかけて回復の兆しがみられ

る。

 全国の学生職業センター・学生職業相談室では、今春新卒者対象の応募可能求人情報

(3月1日現在で求人数約5万人。各センター等の利用者端末から全国の情報が検索で

きる)を提供しており、きめ細かな職業相談、職業紹介を実施し、就職希望者が一日も

早く就職決定に至るよう支援に努める。





 ※1 調査対象、調査方法等



    全国の大学、短期大学、高等専門学校、専修学校の中から設置者・地域の別等

   を考慮して抽出した108校についての調査。調査校の内訳は、国立大学21校、

   公立大学3校、私立大学38校(これらには女子大9校を含む)、短期大学20

   校、高等専門学校6校、専修学校20校。 

    調査対象人員は、5,860人(大学、短期大学、高等専門学校合わせて5,

   300人、専修学校560人)。 

    各大学等において、所定の調査対象学生を抽出した後、電話・面接等の方法に

   より、性別、就職希望の有無、内定状況等につき調査。なお、内定率とは、就職

   希望者に占める内定取得者の割合。



 ※2 調査時期及び発表時期      調査時期       発表時期 

                 平成11年10月1日 … 11月12日

                      12月1日 … 1月16日 

                 平成12年 2月1日 … 3月10日

                       4月1日 … 5月初旬(予定)

    

第1表 大学、短期大学及び高等専門学校の状況

第2表 専修学校(専門課程)の状況

(参考)内定(就職)率の推移


                          TOP

                     労働省発表資料一覧