4 売上高の状況 (1)労働者派遣事業の売上高は、一般労働者派遣事業では 1兆704億円(派遣実績 のあった1派遣元事業所当たり 3億8,995万円)、特定労働者派遣事業では 5,002億円(派遣実績のあった1派遣元事業所当たり 1億1,804万円)の合計 1兆5,707億円となっている(図5)。 (2)売上高を平成9年度と比較すると、全体で 17.8%増と昨年度に引き続き増加 した。また、一般労働者派遣事業については、対前年度比 14.3%増、特定労働 者派遣事業については、対前年度比 26.1%増となっている。 1派遣元事業所当たりでは、一般労働者派遣事業では 0.3%減、特定労働者 派遣事業では 21.3%増となった(表7)。 (3)売上高ランク別では、一般労働者派遣事業については、売上高1億円以上の 事業所が半数以上を占めているが、特定労働者派遣事業については、売上高 1億円以上の事業所は約2割であり、1,000万円以上5,000万円未満の事業所が 約4割となっている(図6)。