タイトル:平成11年度大学等卒業予定者就職内定状況等調査 (平成11年12月1日現在)について 発 表:平成12年1月14日(金) 担 当:職業安定局業務調整課 電 話 03-3593-1211(内線5775) 03-3502-6774(夜間直通)
労働省及び文部省では、平成11年度大学等卒業予定者の就職内定状況等を共同で 調査し、このほど平成11年12月1日現在の状況を取りまとめた。 その概要は次のとおりである。 @ 大学の内定率は74.5%で、前年同期を5.8ポイント下回る。男女別にみ ると、男子は77.3%(前年同期を6.2ポイント下回る)、女子は68.8 %(前年同期を4.7ポイント下回る)。 A 短期大学の内定率(女子学生のみ)は46.8%で、前年同期を9.8ポイン ト下回る。 B 高等専門学校の内定率(男子学生のみ)は97.3%で、前年同期と同じ。 C 専修学校(専門課程)の内定率は42.0%で、前年同期を9.8ポイント下 回る。 ※1 調査対象、調査方法等 全国の大学、短期大学、高等専門学校、専修学校の中から設置者・地域の別等を 考慮して抽出した108校についての調査。調査校の内訳は、国立大学21校、公 立大学3校、私立大学38校、短期大学20校、高等専門学校6校、専修学校20 校。 調査対象人員は、約5,860人(大学、短期大学、高等専門学校合わせて 5,300人、専修学校560人)。 各大学等において、所定の調査対象学生を抽出した後、電話・面接等の方法によ り、性別、就職希望の有無、内定状況等につき調査。なお、内定率とは、就職希望 者に占める内定取得者の割合。 ※2 調査時期及び発表時期 調査時期 発表時期 平成11年10月1日 … 11月12日 12月1日 … 1月14日 平成12年 2月1日 … 3月初旬(予定) 4月1日 … 5月初旬(予定) なお、上記のような厳しい情勢が続く大学等新卒者の就職支援として、労働省では 各都道府県の学生職業センター・学生職業相談室において、以下の就職支援を実施し ている。 1.求人開拓・情報提供の強化 @ 求人開拓推進員の活用等による求人開拓 全国のハローワークに配置している求人開拓推進員を積極的に活用して求人開 拓を図るとともに、学生職業センター・学生職業相談室(別紙)に求職登録して いる新卒者の情報を事業主に伝えながら、採用選考機会の拡大を働きかける。 A 一般求人の活用 新卒者対象求人に加え、新卒者の応募が可能な一般求人についても学生職業セ ンター来所者の希望に応じて情報提供し応募機会の拡大に資する。 B 学生職業センター・学生職業相談室における相談の充実 全国の学生職業センター・学生職業相談室に、年度末までの間、新たに相談員 を配置するなどにより、職業相談・職業紹介の強化を図る。 2.就職面接会の開催 1月から3月まで32都道府県58会場(昨年同時期は28都道府県46会場) で開催する。参加企業は3000社以上を予定。 3.学生職業総合支援センター(http://job.gakusei.go.jp)における特別支援対策 @ 求職登録者に対し、年度末にかけて集中的に、登録内容に応じた求人情報をイ ンターネットを経由して配信する。(Eメールアドレス所有者対象。求職登録は 上記ホームページを通じても受け付けている。) A 1月26日に40社を集めて「就職面接会in六本木」を開催するほか、2月以 降にも大学、短期大学、専修学校の新卒者それぞれを対象とした特別面接会の開 催を計画している。(詳細は決定次第、上記ホームページに掲載される。)