今後の社会保障改革の方向性に関する意見のポイント −21世紀型の社会保障の実現に向けて− 社会経済との調和 セーフティネット機能の維持 ○国民皆年金・皆保険を基本に、すべての国民を対象とした普遍的給付を実現 (例)年金は老後の生計の主柱 →すべての所得を公的年金等に依存している高齢者世帯は約6割 ○社会保障の果たすセーフティネット機能は、今後とも堅持 ・社会保障の所得再分配効果は年々拡大 ・国際的にみると、再分配後の所得格差は中程度 再分配後の所得格差の国際比較経済・財政とのバランス ○今後、少子高齢化に伴って社会保障負担は増加 ○国際比較、家計ベースでみても、負担不可能な水準ではないが、今後、給付の在 り方等とともに国民に選択を求めていくことが必要 ○経済・財政とのバランスが図られるよう、給付と負担の両面から不断の見直しが 必要 社会保障負担(対国民所得比)の国際比較
家計支出の将来見通し(勤労者世帯)