(参考) 1 設置目的 今後、急増することが見込まれる痴呆性高齢者の介護技術については、現在、研究 段階にあり、介護技術に関する理論と技術の研究開発を行う。 研究開発の成果等を踏まえ、痴呆介護に携わる現場の実務者に専門技術を指導する 者を養成する「指導者養成研修等」を実施し、痴呆介護の質の向上を図るものである。 2 事業内容 (1)痴呆介護の専門技術に関する実践的な研究の実施 (2)痴呆介護の専門技術に関する指導・普及を行う専門職員に対する養成研修等の 実施 (3)痴呆介護の専門技術に関する国内外の人材交流や各種情報の収集・提供 3 平成12年度の主な事業 (1)研究・開発事業 ◎ 痴呆性高齢者に適したアセスメントとケアプランのあり方に関する研究 ◎ 痴呆性高齢者の長期介護の影響要因に関する調査研究 ◎ 痴呆性高齢者グル−プホ−ムにおける介護サ−ビスの質の評価法研究 ◎ 高齢者神経疾患患者の特異性及び剖検例研究調査 ◎ 痴呆性高齢者の予後追跡調査研究 ◎ 痴呆性高齢者の援助事例調査研究 (2)研修事業 ◎ 痴呆介護研修事業のためのカリキュラム作成 ◎ 痴呆介護研修事業のためのテキスト作成 ◎ 痴呆介護研修の実施 (3)公開講演会の開催 4 施設概要等 設計監理 信設計事務所 施工 株式会社大林組 工期 着工 平成12年3月28日 竣工 平成13年2月28日 敷地面積 65,191.09平方メートル 建築面積 1,062.00平方メートル 延床面積 3,988.00平方メートル 構造規模 鉄筋コンクリ−ト造 地下1階 地上5階建 ◎主な設備 5F 研修宿泊施設 4F 研究事務室.研修事務室 3F 研修教室.ワ−クショップルーム(作業、実験、分析) 2F 事務室.多目的ホ−ル等 1F 観察室.回想法室等 B1F 図書資料室 施設整備費(全額国庫補助金) 15億円 運営費(平成13年度) 約1億円