第[部門 その他の関係
整 理 番 号 |
職 種 名 |
推 |
ふりがな 氏名 (年齢) |
所属名 | 技能功績の概要 |
106 | 箱 根細 工 師 |
神 奈 川 県 |
はまの たかし 濱野 高四 (八十三歳) |
濱野木工所 | 桐細工指物の製作に従事し、茶道具、軸箱 、日本画向け額縁、和室の装飾家具などを手 掛け、桐材の加工技術、特に鉋かけによる表 面に桐特有の光沢を現出させる技術に優れて いる。 |
107 | 木 |
長 野 県 |
ふるはた ただお 古畑 忠男 (七十二歳) |
拒蜥モ屋 | 手挽きお六櫛は、三○○年の歴史を持つ手 挽きの木櫛で、櫛材八.四pの間に一○○本 前後の細かな歯に仕上げる歯挽き技能に優れ ているとともに、道具作りにも長けている。 |
108 | 指 |
群 馬 県 |
よしざわ としろう![]() (六十三歳) |
吉澤指物店 | 指物職に従事し、木以外使用しない独自の 技術を駆使し、寸分の狂いもなく組み上げる 技術に優れ、宮内庁への献上品の製作も行っ た。(一級建具・家具技能士) |
109 | 木 製製 建造 具工 |
北 海 道 |
こばやし しょうご 小林 正吾 (七十一歳) |
小林木工 | 建具製造に従事し、襖製作に優れ、特に西 ドイツ技術を基に建具(襖)製作の塗装方法 の改善及び自動搬送機の考案により生産効率 の増進に寄与したほか、寒冷地に適した引き 違い窓といった建具の開発・製品化に貢献し た。(一級建具技能士) |
110 | 木 製製 建造 具工 |
青 森 県 |
たなか こうじ 田中 弘治 (六十三歳) |
田中タテグ木工所 | 建具製造に従事し、青森県ヒバ材の木目の 美しさを表現した量産可能な建具の製作に優 れ、実用性を考慮した作品を製作するととも に、後進の育成に貢献した。 (一級建具技能士) |
111 | 木 製製 建造 具工 |
三 重 県 |
ふじた みちお 藤田 三千男 (五十八歳) |
藤田建具店 | 木製建具の製作に従事し、曲げ木や埋め木 技能を活用した現代のインテリアにマッチし た建具の製作に優れているほか、伊勢型紙を 取り入れた独特な木製建具を製品化するとと もに、後進の育成に努めた。 (一級建具技能士) |
112 | 木 製製 建造 具工 |
香 川 県 |
にしやま のぼる 西山 登 (六十八歳) |
西山木工 | 建具製作に従事し、組手障子における組子 を独自に開発した治具により曲線美を取り入 れることによる美しい模様の創作に優れてい るほか、フラッシュ戸のソリ止めに襖貼りの 手法を応用する等の考案改善を行ってきた。 (一級建具技能士) |
113 | 木 製製 建造 具工 |
熊 本 県 |
かわさき けんじ 川ア 健二 (六十七歳) |
巨ア木工 | 木製建具家具製作に携わり、そのデザイン 、仕上げに優れ、重要文化財の熊本城宇土櫓 改修工事で押揚坂戸を製作したほか、菱形組 子障子、曲組子から現代にマッチする障子を 考案するとともに、後進の育成に努めた。 (一級建具技能士) |
114 | お けた ・る製 造 工 |
栃 木 県 |
すぎやま よしじ 杉山 芳次 (六十九歳) |
杉山風呂桶店 | 桶、樽造りに優れ、特に観賞魚用木製水槽 の製作、寝たきり病人のために寝たまま入れ る風呂桶を製作したほか、扇形の風呂桶の製 作等多様な桶の製作に努めた。 |
115 | 木 |
東 京 都 |
さとう しちろう 佐藤 七郎 (六十七歳) |
佐藤木彫美術店 | 木彫に従事し、彫刻の下絵となる絵画に秀 で、彫塑、絵画の技術を駆使した作品は独特 の作風を形成し、不動明王、菩薩像の作品、 緻密な運刀等に優れている。 |
116 | 水 |
福 岡 県 |
いもかわ のりお 妹川 矩雄 (八十二歳) |
妹川水車製作所 | 水車大工として木製水車の製作、設置に優 れ、国の史跡指定を受けた朝倉重連揚水車群 の営繕を手掛けるとともに、各地で水車の復 元に携わった。 |
117 | 杜 |
千 葉 県 |
きくち ゆきお 菊池 幸雄 (七○ 歳) |
岩瀬酒造 | 岩手南部杜氏として清酒製造に優れ、酒造 りに好適な名水を見極める目と酒母造りの研 究から山廃仕込みの復活や全床方式でムラの ない製麹を実現するとともに、後進の育成に 努めた。(一級酒造技能士) |
118 | 杜 氏 |
兵 庫 県 |
なかざわ まさお 中澤 政雄 (六十九歳) |
白鶴酒造 | 麹造りに優れ、独自の方法を考案して、品 質の向上に寄与し、大量仕込みをするにあた っては、品質を守りつつ製造工程の機械化を 行う等、新技法を開発するとともに、後進の 育成に努めた。(一級酒造技能士) |
119 | 杜 氏 |
鳥 取 県 |
むらつ まさと 村津 正人 (六十八歳) |
君司酒造 | 清酒製造に従事し、安定した良質の蒸米を 得る技術に優れ、麹の品質を向上させ年によ り異なる米質に適合した発酵管理技術を確立 したほか、氷温と伝統的技術を合わせた氷温 清酒を開発するとともに、後進の育成に努め た。(一級酒造技能士) |
120 | 洋 生製 菓造 子工 |
福 岡 県 |
かたえ たつあき![]() (七○ 歳) |
ガトウリオン | 洋菓子の製造に従事し、デコレーションケ ーキに似顔絵や動物等独特のデザインを考案 するとともに、独自の原料の配合・染色技術 に秀で、芸術性の高い洋菓子製造に優れてい る。 |
121 | 豆 腐同 ・加製 工造 食工 品 |
京 都 府 |
くぼた きしろう 久保田 岸郎 (七十二歳) |
久保田豆腐店 | 豆腐製造に従事し、舌触りがソフトで滑ら かな豆腐の製造に優れ、丹波地方特産の寒天 を豆乳にブレンドした絹ごし豆腐を工夫する 等、付加価値の高い「京とうふ」の製造に努 めた。 |
122 | 漆 |
長 野 県 |
おぎむら としお 荻村 俊夫 (七○ 歳) |
汲ゥどや漆器店 | 木曽漆器変わり呂色塗に優れ、種々変わり 塗りの考案、鹿苑寺保存修復工事等において 、その技能を発揮し木曽漆器の地位の向上に 貢献するとともに、技能検定等を通じて後進 の育成に努めた。 |
123 | 漆 器 木製 地造 |
福 島 県 |
あらい ゆうすけ 荒井 祐輔 (七十二歳) |
糾ロ祐製作所 | 漆器丸物素地製造に従事し、古くからの伝 統技法に長ける一方、品質向上にも努めてお り、椀木地は透けて見えるほど薄く出来上が る。このロクロ技法で、同じ材料から花瓶と 輪を削り出す輪抜き花瓶等を得意とするなど 、会津漆器業界の第一人者である。 (一級漆器製造技能士) |
124 | 貴 金細 属工加 工 工 |
福 岡 県 |
よしだ くにひで![]() ![]() (七〇 歳) |
給g田商事 | 貴金属宝飾品のデザイン・製造加工の技能 に優れ、鍛造法に加えてロストワックスによ る鋳造加工法を採り入れ、特に原型の造型技 法に秀でるとともに、後進の育成に努めた。 (一級貴金属装身具技能士) |
125 | 印 |
東 京 都 |
くさの こうぞう 草野 興三 (六十三歳) |
旧誌ワ堂 | 印章彫刻に従事し、漢印篆の作風を取り入 れた彫刻技法は重厚雅味豊かで優れ、印章彫 刻者の指針である「印章篆書字林」の企画・ 編集に携わり、印章文字の正確化及び普及を 図るとともに、後進の育成に努めた。 (一級印章彫刻技能士) |
126 | 印 |
兵 庫 県 |
なかばやし ひでお 中林 秀夫 (六十四歳) |
巨_戸スタンプ | 印章彫刻、写真ゴム印の製造に優れ、後進 の指導育成に積極的に取り組み、また機械ゴ ム印製造では新たな商品(ファンシーゴム印 等)の考案により需要を喚起したほか、後進 の育成に貢献した。(一級印章彫刻技能士) |
127 | 理 容 師 |
岩 手 県 |
よしだ いくひろ 吉田 育弘 (六十六歳) |
(有)理容ヨシダ | 理容業に従事し、かつらの装着、カッティ ング等に優れ、特にかつら装着技術において は全国の先駆者的存在であるとともに、後進 の育成に貢献した。 |
128 | 理 容 師 |
愛 知 県 |
すずき いさお 鈴木 功 (六十九歳) |
ヘアーサロン すずき |
理容業に従事し、特に毛髪に損傷を与えな いパーマネントウエーブ、鋏の調整・矯正や 日本剃刃等の器具の改良に優れるとともに、 後進の育成に貢献した。 |
129 | 美 容 師 |
東 京 都 |
たにぐち みつまさ 谷口 光正 (六十二歳) |
谷口光正の 美容室 |
ヘアーデザインにおいて優れ、また、セラ ミックスで作られたセラロッドを開発すると ともに、海外におけるヘアーデザインコンク ールに積極的に取り組む等業界の発展に貢献 したほか、後進の指導育成に努めた。 |
130 | 衣 装着 付 師 |
愛 知 県 |
かわしま みちよ 川島 三千代 (六十八歳) |
鰍ゥわしま | 一般着物着付・婚礼着物着付に優れ、特に 婚礼着付の改善工夫、長襦袢用衿の考案等に 努めるとともに、各地での技術指導に取り組 んだ。 |
131 | ク リニ Iン グ工 |
山 口 県 |
おくだ えいじ 奥田 英司 (五十九歳) |
大阪屋 クリーニング |
クリーニングに従事し、特にアイロンによ る手際と仕上りの良さに秀でているほか、ク リーニング、アイロン掛け等の知識に関する 地域消費者の啓発に努めた。 |
132 | 日 |
東 京 都 |
いとう りゅうじ 伊東 龍二 (七○ 歳) |
株忠_閣 | 日本料理に優れ、近代的感覚を備えた調理 方法、盛り付け方等の日本料理を創造すると ともに、集団給食施設における合理的調理法 を考案し、これらの普及に努めた。 (調理技能士) |
133 | 日 本 料 理 人 |
岐 阜 県 |
きよふじ てるお 清藤 輝雄 (七十一歳) |
上宝村営 ホテル 氷碧 |
大衆食堂、高級料亭・旅館それぞれの料理 に優れ、奥飛騨温泉郷にあって山の幸を主に 海の幸と調和させた料理を工夫する等日本料 理の伝統の継承と新しい料理の創意工夫に貢 献した。 |
134 | 日 本 料 理 人 |
鳥 取 県 |
いわもと かつゆき 岩本 勝之 (五十五歳) |
みささ グリーンホテル |
日本料理の調理業務に従事し、特にむきも のに優れ、むきものの新素材として独自に考 案した高野豆腐を使って優れた作品を製作し 、その技術の普及に努めた。(調理技能士) |
135 | 西 洋 料 理 人 |
東 京 都 |
しまむら みつお 嶋村 光夫 (六十八歳) |
潟鴻Cヤル パークホテル |
西洋料理の技能に優れ、日本特産の胡麻、 柚子、ワサビを料理に生かした創作料理を作 り上げるとともに、料理にかかわる水の重要 性に着眼した独自の創意工夫を凝らした調理 法の開発を行ったほか、後進の育成に貢献し た。(調理技能士) |
136 | 中 華 料 理 人 |
北 海 道 |
はらだ おさむ 原田 治 (六十八歳) |
札幌建昌企業 四川飯店 札幌支店 |
四川料理の花切り、調味法に優れ、中国料 理の調理技能を整理・体系化し、書物等を通 じて正確かつ理論的に技能を公開し、中国料 理調理技能の飛躍的発展に貢献するとともに 、後進の育成に努めた。(調理技能士) |
137 | そ ば 料 理 人 |
静 岡 県 |
やすだ さだお 安田 貞男 (七十六歳) |
活タ田屋本店 | 手打ちそばの製造に秀で、特にそば粉に動 、植、鉱物の種々の食材を打ち込んで、そば 切りにした「変り蕎麦」に優れているほか、 一般消費者を対象とした講習会の開催等にも 努めた。 |
138 | 椅 子 張 工 |
愛 知 県 |
くの はじめ 久野 一 (七○ 歳) |
葛v野椅子 | 椅子張に従事し、特に椅子の弾性の均一化 、椅子が型崩れしないための張り包み等に優 れ、その技能は博物館明治村の西郷従郷邸内 の椅子張替等に活かされた。 (一級椅子張り技能士) |
139 | 表 具 師 |
石 川 県 |
なかむら のぼる 中村 昇 (六十四歳) |
中村表具店 | 表具作業に秀で、特に美術表具作業の製作 、修繕に優れるとともに、後進の育成にも貢 献した。(一級表具技能士) |
140 | 表 具 師 |
長 野 県 |
まるやま かつとし 丸山 克壽 (六十六歳) |
野鶴堂 丸山表具店 |
軸装、額装、屏風など表具作品の製作に秀 で、その色彩やデザインの美しさに優れてい るほか、古書画の修復では、洗いやしみ落と しを慎重に繰り返し、折れや破れを丹念に繕 いながら当時の趣深さを蘇えらせた。 (一級表具技能士) |
141 | 表 具 師 |
愛 知 県 |
ふなこし かずえ 舟越 主計 (六十六歳) |
天沼堂表具店 | 表具の製作及び修復に優れ、特に工芸美術 襖製作、茶席障子張り、書画の保存に貢献す るとともに、後進の育成に努めた。 (一級表具技能士) |
142 | 広 告 美 術 工 |
愛 知 県 |
いとう ただゆき 伊藤 忠行 (六十六歳) |
潟}スター | 広告美術の製造技能に優れ、特にからくり ロボットは警察署に寄贈され交通事故防止に 貢献、残像式電光広告表示装置では従来の電 光掲示板に比べ大幅なコストダウンを図った 。(一級広告美術技能士) |
143 | 広 告 美 術 工 |
滋 賀 県 |
おかむら たつお 岡村 ![]() (五十五歳) |
ウンリュウ工芸 | 屋外広告物の製作に従事し、景観になじむ 格調高い製品づくりの技能に優れ、コンピュ ータによる加工技術を伝統的技能に取り入れ るとともに、後進の指導育成に貢献した。 (一級広告美術技能士) |
144 | 広 告 美 術 工 |
大 阪 府 |
おかの もりひろ 岡野 守博 (六十七歳) |
渇ェ野工芸社 | 看板用楷書体文字などの広告美術書道に優 れるとともに、屋外用大型看板の表示を遠隔 操作で変更できる機構を開発考案したほか、 後進の育成にも貢献した。 (一級広告美術技能士) |
145 | 広 告 美 術 工 |
奈 良 県 |
でがみ ただよし 出上 忠義 (五十八歳) |
イデアート | デザイン、絵柄、文字等広くこなすことの でき、特にレイアウトと色彩感覚に優れてい るほか、ME機器の導入に当たっても手作り 作品の良さが失われないよう創意工夫に努め た。(一級広告美術技能士) |
146 | 広 告 美 術 工 |
佐 賀 県 |
かきはら ひろし 柿原 弘資 (六十六歳) |
アサヒ工芸社 | 商業、造形、彫刻の美術の各分野にわたり 広く広告美術に優れ、佐賀国体、全国植樹 祭、佐賀バルーン大会等数多くの斬新な広告 塔を作成し、多くの人の関心を呼び楽しみを 与えた。(一級広告美術技能士) |
147 | 写 真 工 |
秋 田 県 |
いわた つぐお 岩田 次夫 (六十五歳) |
滑笂c写真 | 営業・肖像・婚礼写真に秀で、その作品に は、芸術的要素も見られる。写場の照明装置 についても工夫、改善、考案を施すほか、後 進の育成に貢献した。(一級写真技能士) |
148 | 写 真 工 |
愛 知 県 |
せきど としあき 関戸 俊晃 (六十二歳) |
写真セキド | 肖像写真撮影技能に優れ、カラー化に対応 するため独自の撮影用バックと照明法を考案 するとともに、後進の育成にも貢献した。 (一級写真技能士) |
149 | 写 真 工 |
兵 庫 県 |
こうの つねかず 河野 恒和 (六十七歳) |
河野写真室 | 人物撮影における修整に優れ、特に婚礼写 真については打ち掛けの裾捌き(すそさばき )の技を確立し、講習会を開催してその技能 を伝承し、また、学校卒業アルバムのオール カラー化に先駆者として寄与したほか、後進 の育成に努めた。(一級写真技能士) |
150 | フ ラ装 ワ飾 I師 |
大 阪 府 |
まるもと ちずる 丸本 池鶴 (六十四歳) |
拠r鶴フラワー | フラワー装飾に優れ、ブーケの結束作業に おける粘着テープの使用技法やウィンドーデ ィスプレイの保水技法等を開発考案するとと もに、生産性の向上と業界の発展に貢献した 。(一級フラワー装飾技能士) |