第U部門 金属加工、金属溶接・溶断、一般機械器具組立・修理及び計器・光学機械器具組立・修理関係
整 理 番 号 |
職 種 名 |
推 |
ふりがな 氏名 (年齢) |
所属名 | 技能功績の概要 |
8 | 旋 盤 工 |
神 奈 川 県 |
うちだ つねお 内田 常雄 (五十六歳) |
鞄月ナ 京浜事業所 |
機械旋盤加工に優れ、特に一○○万Kwの発電機用 ローターの旋盤加工を高い精度でこなし、超大型の複 合型NC旋盤を考案する等生産性の向上に貢献すると ともに、国内外にわたる後進の指導育成に努めた。 |
9 | フ ラ イ ス盤 工 |
神 奈 川 県 |
おのだ まさる 小野田 勝 (五十六歳) |
三菱電機 鎌倉製作所 |
精密機械加工に優れ、特に人工衛星部品の薄肉精密 加工による軽量化、難削材のチタン合金の複雑一体形 状加工等の技術を確立したほか、その他製品への応用 、軽量化に貢献するとともに、後進の育成に貢献した 。(一級フライス盤技能士) |
10 | フ ラ イ ス盤 工 |
長 野 県 |
いとう たかお 伊藤 孝男 (五十六歳) |
オリンパス 光学工業 伊那工場 |
顕微鏡・光学測定機・液晶検査装置等の光学機器を 構成する金物部品加工に従事し、高度な精度を要求さ れるステージ加工等フライス盤加工に特に優れている 。また、後進の育成に積極的に貢献した。 (特級機械技能士) |
11 | 建 設部 機品 械機 械 工 |
大 阪 府 |
ひらい しげる 平井 茂 (五十九歳) |
鰹ャ松製作所 大阪工場 |
ブルドーザー、油圧ショベルの製造に従事する中で 、鋳鋼部品の切削加工に優れ、特に、切削速度の極め て速いドリルを工具メーカーと共同開発し、これの改 良により鋳鋼品以外に適用を拡大した。また、後進の 育成に努めた。(一級機械技能士) |
12 | 鉄 工 |
徳 島 県 |
ほりおか つぎお 堀岡 次雄 (五十八歳) |
潟Aルス製作所 | 鉄骨・橋梁・製缶等の鋼構造物の製作施工に優れ、 特に一タイプで汎用性のある橋梁のアーチ勾配修正用 ラムチェアーの製作、三六○度回転ジブクレーンの考 案等橋梁等鋼構造物の生産性向上に貢献した。 (一級鉄工技能士) |
13 | 建 築 板 金 工 |
群 馬 県 |
はりう きよし 針生 清司 (六十一歳) |
叶j生 | 建築板金業に優れ、伝統技法の継承に積極的に努め 、特に「絞り」の技法については基本の技をアレンジ して、道具も自身で工夫するなどにより技法の確立に 努め、この技法で花器や香炉等の作品も数多く手がけ 、技能尊重の気運醸成に貢献した。 (一級建築板金技能士) |
14 | 建 築 板 金 工 |
愛 知 県 |
やまもと きよし 山本 清 (六十三歳) |
去R清板金工業 | 建築板金業務に従事し、一文字葺きや本瓦棒葺き、 錺工事等銅屋根の工事に優れ、銅板の曲線折り曲げ用 冶具の考案により、材料のひび割れ防止及び生産効率 の増進に寄与するとともに、後進の育成に尽力した。 (一級建築板金技能士) |
15 | 建 築 板 金 工 |
兵 庫 県 |
おおひら ゆうぞう 大平 祐三 (七十九歳) |
椛蝠ス製作所 | 建築板金及び厨房設備板金に従事し、新幹線の厨房 設備等の特注品の製作や斬新なデザイン作品の製作に 優れている。(一級建築板金技能士) |
16 | 建 築 板 金 工 |
大 分 県 |
うめの たつみ 梅野 龍己 (六十一歳) |
渠~野板金 工作所 |
建築板金に従事し、打ち出し工法や押し出し工法及 び金箔張り工法に優れ、銅板工芸彫刻については「虹 の色出し工法」等新技法の考案を図るとともに、後進 の育成に努めた。(一級板金技能士) |
17 | 建 築 板 金 工 |
全 日板 本金組 工合連 業 合 会 |
おけもと ただひろ 桶本 忠弘 (五十八歳) |
京都建装 |
建築板金に従事し、神社・仏閣の銅板屋根葺き、付 属装飾品等の製作に優れ、美しい板金加工及び彫金を 施しているとともに、後進の育成に貢献した。 (一級建築板金技能士) |
18 | 建 築 板 金 工 |
日 本屋 金根 属協 会 |
たなか しげお 田中 重男 (五十四歳) |
挙c中板金 工業所 |
社寺建築物の銅板屋根製作に優れ、社寺建築様式の 伝承に寄与するとともに、銅板屋根の建築躯体への固 定法の改良に努める等、重要建築物の建設、保存、改 修等に貢献した。(一級建築板金技能士) |
19 | 電 気 め っ き 工 |
全 国鍍 金組 工合 業連 合 会 |
おかもと おさむ 岡本 修 (五十一歳) |
オーエム工業 総社工場 |
装飾クロムめっき加工に優れ、青酸不使用のめっき 加工技術の実用化、無排水めっき工法の確立に努めた 。また、社内外の後進の育成に努めた。 (特級めっき技能士) |
20 | 電 気め っ き 工 |
表 面技 術 協 会 |
ほしの まさお 星野 正男 (五十二歳) |
且R王 | コネクタ、スイッチ類の金属めっきに優れ、超精密 部分へのめっきについては治具を開発する等技術改善 に貢献するとともに、後進の育成に努めた。 (特級めっき技能士) |
21 | 金 属手 仕 上 工 |
日 本機 事械 務工 業 会 |
ささき のぶき 佐々木 延樹 (五十一歳) |
キャノン 阿見事業所 生産技術 センター |
プラスチックモールド金型の製造・組立、成形加工 、メンテナンスに優れ、特にカメラ部品のプラスチッ ク化に取り組む中で、金型構造・仕上組立に関する考 案、メンテナンス方法の開発・改良する等、新しい技 能・技術の開発に貢献した。 |
22 | 金 属検 製査 品工 |
日 本機 縫械 製工 業 会 |
おおこし えみこ 大越 栄美子 (三十七歳) |
蒲髢ッ 精密工業所 |
工業用ミシン部品の糸切刃物や半導体製造機械部品 の検査業務に優れ、製品検査においてミクロ単位の精 度を必要とする検査技能を有するとともに、後進の指 導・育成に努めた。(特級機械検査技能士) |
23 | ア l溶 ク接 工 |
広 島 県 |
かわしま かずのり 川島 一徳 (五十七歳) |
バブコック 日立 呉事業所 |
火力発電用ボイラの溶接に優れ、その溶接は正確で 信頼性が高く、異材質溶接方法等新たな溶接方法の開 発に努めるとともに国内外の後進の育成に貢献した。 |
24 | ア l溶 ク接 工 |
宮 崎 県 |
かい くにひろ 甲斐 ![]() ![]() (五十四歳) |
向陽鐵工 延岡事業所 |
製缶の仕事に従事し、特に溶接に優れ、配管溶接の 自動化のためのソフトウェアを作製し、原材料の節減 と信頼性の高い製品の製作に貢献するとともに、後進 の育成に努めた。(一級鉄工技能士) |
25 | ガ ス切 断 工 |
鉄 骨建 設協 業会 |
おおさわ まさよし 大澤 正義 (五○ 歳) |
日本鋼管 清水製作所 |
鉄骨のガス切断に従事し、特に高い精度が要求され る超高層ビル用の四面BOX柱の切断及び開先加工技 能、特殊鋼鈑の加工法等に優れ、品質の確保に貢献し た。 |
26 | 金 属加 工組 機立 械工 |
日 本機 工械 作工 業会 |
かがみ やすひこ 鏡味 康彦 (五十四歳) |
豊田工機 | 機械組立工として研削盤の組立・検査調整の業務に 従事し、研削盤の超精密仕上げに優れ、研削盤開発・ 加工物測定等の技術支援を行うとともに、国内外の技 能者の育成に努めた。(一級機械組立仕上げ技能士) |
27 | 機 械仕 組上 立工 |
京 都 府 |
ながしま よしゆき 長島 善之 (五十五歳) |
長島精工 | 機械組立仕上に優れ、特に電子部品等の精密加工金 型の製作に使用する超精密成形平面研削盤の製造工程 では三面摺りによるキサゲ作業により、極めて高い精 度での加工を実現するとともに、後進の育成に努めた 。(一級仕上げ技能士) |
28 | そ の機 他械組 の器立 具工 |
茨 城 県 |
とのき いくお 殿木 征男 (五十六歳) |
鞄立製作所 電力・電機 グループ 土浦事業所 |
遠心圧縮機等産業機械の組立及び据付業務に優れ、 圧縮機、変速機、モータ等システムを構成する装置間 にズレを生じない高精度の組立、生産技術の高度な改 善等により、生産効率の向上、安全性の確保に貢献し た。(一級機械組立仕上げ技能士) |
29 | 機 械組 器立 具工 |
日 本機 電械工 子 業 会 |
やつ おさむ 谷津 修 (四十九歳) |
日本電気 相模原事業場 |
コンピュータ及び半導体デバイス関連の装置組立、 調整に優れ、幅広いノウハウを基に生産性向上への工 夫改善に積極的に取り組み生産効率を高めたほか、後 進の育成に努めた。(特級仕上げ技能士) |
30 | 産 業機 用械組 立 工 |
愛 媛 県 |
ふじた けんたろう 藤田 健太郎 (五十六歳) |
住友重機械 工業 新居浜製造所 |
産業機械設備の組立・据付に従事し、作動時の干渉 、部材の変形等を考慮した精確な機械組立・据付に優 れ、特に製鉄機械設備の組立・据付とその補修ロボッ トの考案等の実績を残し、生産性の向上、作業環境の 改善に貢献した。(特級仕上げ技能士) |
31 | 機 械修 理 工 |
和 歌 山 県 |
おくやま ときひこ 奥山 時彦 (五十七歳) |
住金ケミカル 和歌山事業所 |
化学プラントの運転保守に優れ、特に重要設備の音 、温度、臭い等からその運転状況の的確な把握及び対 応、公害防止設備で廃熱回収を行う機構を考案すると ともに、後進の育成にも貢献した。 |
32 | 機 械修 理 工 |
全 国機 農械協 業商同連 業組合 合会 |
いしだ りゅうじ 石田 隆次 (五十八歳) |
巨ホ田工業所 | 農業機械の修理整備に優れ、メーカーに対する改良 点の積極的な提案、湿田の乾田化のための暗渠作業の 機械化等により、農作業の効率化等に貢献した。 (一級農業機械整備技能士) |
33 | 機 械修 理 工 |
日 本工 造業 船会 |
おはるだ ひろみつ 小原田 宏充 (六○ 歳) |
三菱重工業 長崎造船所 |
陸用・舶用タービン翼等の生産に関する業務に従事 し、これら加工機械の保全・改良等に優れ、これらの 故障停止時間の低減、工数の低減、作業負担の低減等 を通じ生産性の向上等に幅広く貢献した。 |
34 | 機 械修 理 工 |
日メ 本ン プテ ラナ ンン協 トス会 |
しみず としお 清水 利夫 (五十一歳) |
アイシン精機 刈谷工場 |
輸送機器製造において電気保全業務に従事し、設備 動作と電気制御の故障を即座に修理する技能に優れ、 電子機器部品の寿命向上やマシンタイム短縮による生 産性向上に寄与するとともに、後進の育成に努めた。 |
35 | 機 械時 電計・ 気組修 立理 工工 |
日 |
さくらだ まもる 桜田 守 (五○ 歳) |
盛岡セイコー 工業 大野事業所 |
電気・機械時計のムーブメントの組立・修理に携わ り、機械時計の中で難易度の高い総厚一.九八oの極 薄スケルトン時計の組立、精度調整等に優れ、特に歯 車のガタ量を合わせ込み精度を上げる技能に秀でてい るほか、後進の育成に貢献した。 |
36 | 光 学組 機立 械工 |
日 本工 光業 学協 会 |
ふるかわ かずまさ 古川 和正 (四十八歳) |
潟jコン |
カメラの試作組立に従事し、特に一眼レフカメラの 試作組立でのハンドメイドの部品の仕上げ加工に優れ 、高性能カメラの量産にも貢献したほか、スペースシ ャトル用カメラの製作にも寄与した。 (一級治工具仕上げ技能士) |
37 | 機 械 保 全 工 |
保 全 技 術連 者盟 |
はた あきら 畑 明 (六十四歳) |
技術士 畑事務所 |
産業機械及び半導体製造工場の機械保全業務に携わ り、特に測定、評価に優れ、機械要素におけるアタリ の評価法を確立したほか、機械工場で基幹となる長さ 測定法技能のマニュアル化を図るなど、機械メンテナ ンスにおいて貢献した。(一級機械保全技能士) |