タイトル:第24回アビリンピック(全国障害者技能競技大会)の開催について



発  表:平成11年11月2日(火)

担  当:労働省職業能力開発局特別訓練対策室

                 電 話 03-3593-1211(内線5917)

                     03-3502-2929(直通)

     日本障害者雇用促進協会

                 電 話 03-5400-1620(内線332)




    





1 概 要 



  日本障害者雇用促進協会(会長松原亘子)の主催、労働省、厚生省、文部省等の

 後援により、標記大会(愛称「アビリンピック」)が次のとおり開催される。 

  この大会は、障害者に技能労働者として社会に参加する自信と誇りを与えるとと

 もに、広く障害者に対する社会の理解と認識を高めることにより、その雇用の促進

 に役立てることを目的として開催されるものである。 

  本年度の第24回大会(第1回大会昭和47年)は全国各地で活躍している障害

 者のうち、知事の推薦を受けた42都道府県の167名が、日本障害者雇用促進協

 会障害者職業総合センター(第一会場 千葉市美浜区若葉3−1−3)及び雇用・

 能力開発機構千葉職業能力開発促進センター(第二会場 千葉市稲毛区六方町27

 4)で技能競技を行う。 

  今年度は競技職種の見直しを行い、知的障害者を対象とした縫製及び木工の職種

 を新たに加えるとともに、知的障害者による作業実演(喫茶コーナー)を行うこと

 としている。 

  本大会は、11月6日(土)開会式(第一会場)、11月7日(日)17職種1

 9部門の実技競技(職種により第一会場又は第二会場)、11月8日(月)閉会式

 (第一会場)の日程で行われる。 

  開会式後には、家本賢太郎氏(泣Nララオンライン代表取締役)による講演が予

 定されている。 

  また、第一会場では、11月6日と7日の両日、障害者の職業能力開発の現状を

 伝える写真パネル及び訓練作品等の展示が、第二会場では、11月7日、作業実演

 (喫茶コーナー)が行われる。 

  本大会の成績優秀者には、金賞、銀賞及び銅賞の賞状及びメダルが、また、重い

 障害にもかかわらずそのもてる能力を十分に発揮している等努力の著しかった選手

 には努力賞が授与されることとなっている。また、金賞受賞者には労働大臣賞を授

 与することとしている。 

  なお、金賞作品は、閉会式会場に展示し、一般公開される。 

  大会は、一般の見学も可能となっており、実技競技が行われる11月7日(日)

 は午前8時50分から30分おきにJR京葉線海浜幕張駅北口から第一会場及び第

 二会場行きの無料連絡バスを運行することとしている。 







2 大会日程 



  平成11年11月5日(金)選手集合(15:00〜) 

   〃  11月6日(土)開会式 (10:30〜11:15) 

            講 演 (11:15〜12:00) 

            障害者職業能力開発展(13:00〜16:30)(いずれも第一会場) 

            学科試験及び会場下見 

   〃  11月7日(日)実技競技 (9:30〜16:30)(第一会場及び第二会場) 

            (競技職種によって競技時間に相違がある。別添資料5

            参照) 

            障害者職業能力開発展(9:00〜16:30)(第一会場) 

            作業実演(10:00〜16:30)(喫茶コーナー)(第二会場) 

   〃  11月8日(月)閉会式(10:30〜12:00)(第一会場)、選手解散 



  



3 会  場 (別添資料2(1)第一会場別添資料2(2)第二会場参照) 



 (1) 第一会場 障害者職業総合センター 



     千葉市美浜区若葉3−1−3

     (電話 043−297−5553 大会事務局直通) 



    実施職種 洋裁、和裁、DTP、電子機器組立、電子回路接続、電話応対

         日本語ワード・プロセッサー(一般部門)、日本語ワード・プロセッ

         サー(視覚障害者部門) 

         パーソナル・コンピューター(表計算部門)、パーソナル・コンピュ

         ーター(ホームページ部門) 

         紙製品再利用 



 (2) 第二会場 千葉職業能力開発促進センター 



     千葉市稲毛区六方町274

     (電話 043−421−4790 大会事務局直通) 



    実施職種 旋盤、家具、機械製図、CAD、義肢、歯科技工、縫製、木工 







4 競技職種及び参加者数
競技職種名 男子 女子 合計 参加都道
府県数
旋盤  
洋裁
和裁  
家具  
DTP
機械製図  
CAD  
電子機器組立 11   11
電子回路接続
電話応対  
義肢  
歯科技工 14 17 13
日本語ワード・プロセッサー        
  (一般部門) 14 13 27 27
(視覚障害者部門)
パーソナル・コンピューター        
       (表計算部門) 17 20 20
(ホームページ部門)  
縫       製   10 10 10
木       工  
紙製品再利用
(2組)
115 52 167 42都道
府県参加

 

 

5 障害者職業能力開発展 



  写真パネル、実習作品等を展示し、障害者の職業能力開発の現状を紹介するほか

 、障害者の雇用促進に有効な機器等の展示を行う。 







6 参加者への特典 



  本大会の競技職種のうち、旋盤、洋裁、和裁、家具、DTP、機械製図、電子機

 器組立、義肢の8職種については、職業能力開発促進法(昭和44年法律第64号

 )による2級技能検定職種に該当し、一定以上の成績をおさめた選手に対して実技

 又は学科の2級技能検定試験免除の特典が与えられる。 

  また、日本語ワード・プロセッサー(一般部門及び視覚障害者部門)、パーソナ

 ル・コンピューター(表計算部門)の職種については、一定以上の成績をおさめた

 選手に、中央職業能力開発協会が認定する2級ワープロ技士又は2級表計算技士の

 合格証書が与えられ、CAD職種については、実技のほか学科試験も受験し、一定

 以上の成績をおさめた者に対して、中央職業能力開発協会が実施する労働省認定中

 級CADトレース技能審査(機械部門)試験の受験免除の特典が与えられる。 







7 入賞者の発表 



  競技の結果による入賞者、成績等については、11月8日(月)午後1時30分

 に発表する。 







8 後援、協賛団体 



 (1) 後 援 



   労働省 厚生省 文部省 雇用・能力開発機構 労働福祉事業団 

   中央職業能力開発協会 

   東京都 千葉県 (財)国際障害者技能交流協会 





 (2) 協 賛 



    (社)経済団体連合会 (社)経済同友会 日本経営者団体連盟 日本商工会議所

    (社)日本青年会議所 全国中小企業団体中央会 (福)全国社会福祉協議会

    (社)日本新聞協会 日本放送協会 (社)日本民間放送連盟 

    (社)日本電子機械工業会 

    (社)日本電機工業会 全国銀行協会連合会 (社)日本鉄鋼連盟  

    (社)日本自動車工業会 電気事業連合会  

    (財)啓成会 (社)全日本洋裁技能協会 (社)日本洋装協会 

    日本和裁士会 (社)全国和裁団体連合会 

    (社)全国家具工業連合会 (社)日本印刷産業連合会 

    (社)日本義肢協会 (社)日本歯科技工士会 







9 大会役員 



   大会会長  松原 亘子(日本障害者雇用促進協会会長) 

   副会長   河毛 二郎(王子製紙(株)相談役) 

   顧問    葛西 嘉資(医薬品副作用被害救済研究振興機構顧問) 





 





別 添 資 料 



 1 大会会場案内図(略) 



 2 競技会場案内図



  (1) 障害者職業業総合センタ−(第一会場)競技会場



  (2) 千葉職業能力促進開発センター(第二会場)競技会場

 3 都道府県別・競技職種別参加選手数

 4 競技職種別・障害別・等級別・年齢区分別参加選手数

 5 職種別競技(実技)実施時間表

 


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