タイトル:第23回アビリンピック(全国障害者技能競技大会)の開催について



発  表:平成10年10月20日

担  当:労働省職業能力開発局特別訓練対策室

                 電 話 03-3593-1211(内線5917)

                     03-3502-2929(夜間直通)

     日本障害者雇用促進協会

                 電 話 03(5400)1620(内線332)





1 概 要



 日本障害者雇用促進協会(会長岡部晃三)の主催、労働省、厚生省、文部省等の後

援により、標記大会(愛称「アビリンピック」)が次のとおり開催される。

 この大会は、障害者に技能労働者として社会に参加する自信と誇りを与えるととも

に、広く障害者に対する社会の理解と認識を高めることにより、その雇用の促進に役

立てることを目的として開催されるものである。

 本年度の第23回大会(第1回大会昭和47年)は全国各地で活躍している障害者

のうち、知事の推薦を受けた44都道府県の172名が、日本障害者雇用促進協会障

害者職業総合センター(第一会場 千葉市美浜区若葉3−1−3)及び雇用促進事業

団千葉職業能力開発促進センター(第二会場 千葉市稲毛区六方町274)等で技能

競技を行う。

 今年度は、競技職種の見直しを行い、技術革新の進展等に対応してDTP(デスク

トップパブリッシィング)と歯科技工を新たに加えている。172名という選手数は

最近15年間で最も多い数であり、本大会では充実した競技の実施が期待される。

 本大会は、10月24日(土)開会式(第一会場)、10月25日(日)16職種

18部門の実技競技(職種により第一会場又は第二会場等)、10月26日(月)閉

会式(第一会場)の日程で行われる。また、第一会場では、10月24日と25日の

両日、障害者の職業能力開発の現状を伝える写真パネル及び訓練作品等の展示が行わ

れる。

 本大会の成績優秀者には、金賞、銀賞及び銅賞の賞状及びメダルが、また、重い障

害にもかかわらずそのもてる能力を十分に発揮している等努力の著しかった選手には

努力賞が授与されることとなっている。また、金賞受賞者には労働大臣賞を授与する

こととしている。

 なお、金賞作品は、閉会式会場に展示し、一般公開される。

 大会は、一般の見学も可能となっており、実技競技が行われる10月25日(日)

は午前8時50分から30分おきにJR京葉線海浜幕張駅北口から第一会場及び第二

会場行きの無料連絡バスを運行することとしている。







2 大会日程
平成10年10月23日(金) 選手集合(15:00〜)
  〃  10月24日(土) 開会式(11:00〜12:00)、学科試験及び会場下見
  〃  10月25日(日) 実技競技(9:30〜16:30
競技職種によって競技時間に相違がある。)
  〃  10月26日(月) 閉会式(10:00〜11:30)、選手解散




3 会  場



 (1) 第一会場 障害者職業総合センター

    千葉市美浜区若葉3−1−3 (電話 043−297−9000)
    実施職種  洋裁、和裁、DTP、電子機器組立、電子回路接続、電話交換
日本語ワード・プロセッサー(一般部門)、日本語ワード・プロ
セッサー(視覚障害者部門)、パーソナル・コンピューター(表計算
部門)、パーソナル・コンピューター(ホームページ部門)、紙製品
再利用
 (2) 第二会場 千葉職業能力開発促進センター

    千葉市稲毛区六方町274  (電話 043−422−2224)
    実施職種  旋盤、NC旋盤(一部)、家具、機械製図、CAD、義肢、歯科技工
 (3) NC旋盤会場 高度職業能力開発促進センター

    千葉市美浜区若葉3−1−2 (電話 043−296−2580)
    実施職種  NC旋盤(一部)



4 競技職種及び参加者数                                                          

競技職種名 男 子 女 子 合 計  参加都
道府県数
旋盤  
NC旋盤    1
洋裁 10  10
和裁   
家具   
DTP  10 10
機械製図   
CAD  
電子機器組立 12   12 10
電子回路接続
電話交換   
義肢  
歯科技工 11 13
日本語ワード・
プロセッサー
(一般部門) 22 27 27
(視覚障害者部門)
パーソナル・
コンピューター
(表計算部門) 19 23 23
(ホームページ部門) 15   15 13
紙製品再利用 14   14
(5組)
122 50 172 44

都道府県
参加



5 障害者職業能力開発展



 写真パネル、実習作品等を展示し、障害者の職業能力開発の現状を紹介するほか、

障害者の雇用促進に有効な機器等の展示を行う。







6 参加者への特典



 本大会の競技職種のうち、旋盤、NC旋盤、洋裁、和裁、家具、機械製図、電子機

器組立、義肢の8職種については、職業能力開発促進法(昭和44年法律第64号)

による2級技能検定職種に該当し、一定以上の成績を修めた選手に対して実技又は学

科の2級技能検定試験免除の特典が与えられる。

 また、日本語ワード・プロセッサー(一般部門及び視覚障害者部門)、パーソナ

ル・コンピューター(表計算部門)の職種については、一定以上の成績を修めた選手

に、中央職業能力開発協会が認定する2級ワープロ技士又は2級表計算技士の合格証

書が与えられる。







7 入賞者の発表



 競技の結果による入賞者、成績等については、10月26日(月)午後1時30分

に発表する。







8 後援、協賛団体



 (1)後援

  労働省、厚生省、文部省、雇用促進事業団、労働福祉事業団、

  中央職業能力開発協会、東京都、千葉県、(財)国際障害者技能交流協会



 (2)協賛

  (社)経済団体連合会、(社)経済同友会、日本経営者団体連盟、日本商工会議所、

  (社)日本青年会議所、全国中小企業団体中央会、(福)全国社会福祉協議会、

  (社)日本新聞協会、日本放送協会、(社)日本民間放送連盟、

  (社)日本電子機械工業会、(社)日本電機工業会、全国銀行協会連合会、

  (社)日本鉄鋼連盟、(社)日本自動車工業会、電気事業連合会、(財)啓成会、

  (社)全日本洋裁技能協会、(社)日本洋装協会、日本和裁士会、

  (社)全国和裁団体連合会、(社)全国家具工業連合会、(社)日本印刷産業連合会、

  (社)日本義肢協会、(社)日本歯科技工士会







9 大会役員
   大会会長 岡部 晃三 (日本障害者雇用促進協会会長)
副会長 河毛 二郎 (王子製紙(株)相談役)
顧問 葛西 嘉資 (医薬品副作用被害救済研究振興基金顧問)

 


大会会場案内図

都道府県別・競技職種別参加選手数

競技職種別・障害別・等級別・年齢区分別参加選手数

職種別競技(実技)実施時間表



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