1. 　労働省は、労働者が身につけた技能を十分に発揮し、企業がその技能を適正に評価することにより労働者の処遇の改善や社会的地位の向上が図られるよう、社内検定認定制度を実施している。

2. 　今般、日産自動車株式会社が行う日産フォークリフト整備士検定及びＮＥＣパーソナルシステム株式会社が行うＮＥＣパーソナルシステム販売技能社内検定について、労働大臣が社内検定認定規定（昭和５９年労働省告示第８８号）に基づきこれらを認定し、平成９年１２月２５日付けで官報公示した。同社内検定の内容は次のとおりである。

　 (１）日産フォークリフト整備士検定

　日産自動車株式会社及び関連会社が、日産フォークリフトの整備に従事する労働者を対象として、日産フォークリフトの整備や診断に必要な技能を検定するものである。

　 (２）ＮＥＣパーソナルシステム販売技能社内検定

　ＮＥＣパーソナルシステム株式会社が、情報機器・家電の販売に従事する労働者を対象として、販売実務、販売対応、販売管理等に必要な技能を検定するものである。

　　　　社内検定認定制度の概要