第VI部門 建設、土木・舗装・鉄道線路工事、建設機械運転及び農業関係
整 理 番 号 |
職種名 | ふりがな 氏 名 (年 齢) |
所属名 | 技能功績の概要 |
推薦都 道府県 ・指定 団体名 |
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70 | 建築 大工 |
どうまえ よしき 筒 前 義 樹 (七十三歳) |
筒前 工務店 |
建築大工として研鑚に努め、入母屋造り において軒回り取り合い墨付、破風板等の 現寸起し等の施工技能は高く評価されてい る。 |
石川県 | ||||
71 | 建築 大工 |
たかはら まさお 高 原 正 夫 (七十四歳) |
高原建設 (株) |
日本の伝統的な建築技術を受け継ぐとと もに、その伝統技術を現在の建築に取り入 れ、「飛騨の匠」の技を現在に再現し、国 ・県・市の指定文化財をはじめ数々の文化 財の修理・復元などを行った。 |
岐阜県 | ||||
72 | 建築 大工 |
むらい としかず 村 井 十四一 (七十七歳) |
村井建築 | 建築大工の業務に長年従事し、特にさし がね技術、入母屋、寄せ棟、軒回り納めな どの技能に卓越している。また、後進技能 者の指導育成に情熱をもって取り組んでい る。 |
愛知県 | ||||
73 | 建築 大工 |
みずの いつお 水 野 逸 郎 (五十四歳) |
水野建築 | 長年木造建築工事に従事し、伝統的な木 造在来工法の技術や技能を継承しつつ日々 研鑽に努め、木造建築物の複雑な部位につ いての現寸展開の技能に特に優れている。 |
三重県 | ||||
74 | 建築 大工 |
おおた ますお 太 田 益 雄 (七十三歳) |
太田 工務店 |
四十九年の永きに亘って大工職一筋に、 技能と豊富な体験による知識をもって住宅 建築等に精励し、ニーズの変化に応えるべ く工夫改善を重ね、幾多の施工方法を生み 出すとともに、技能の伝承と後進育成に尽 力した。 |
福岡県 | ||||
75 | 建築 とび工 |
やまなし よしお 山 梨 與志雄 (七十五歳) |
山芳建設 (株) |
曳家工事、型枠作業の技能に優れ、それ を裏付けする豊富な経験と知識を持ち、ま た、曳家工事における根固め金具、狭い敷 地での型枠作業方法の考案等、幾多の創意 工夫により、作業の安全性と現場作業の能 率を高め、業界に貢献した。 |
静岡県 | ||||
76 | とび工 | いいづか あきさぶろう 飯 塚 昭三郎 (七十四歳) |
飯塚建設 | 曳家を含む重量物運搬、基礎工事、コン クリート打設工事及び木造建て方について は、業界の第一人者といわれ、家屋を移動 する時に、下に敷くレールを水平に保つた め、くさび形の枕木を使用し安定を保つ改 善をし、技術向上に配慮した。 |
栃木県 | ||||
77 | とび工 | そめや ただし 染 谷 忠 司 (七十一歳) |
鳶仁 | 構造物の基礎固めとなる杭打ち足場工事 に優れ、国宝の社寺等の伝統的修復工事に 優れた技能が用いられ、また後進を技能五 輪全国大会で優勝させるなど高い指導力を 発揮している。 |
千葉県 | ||||
78 | タイル 張工 |
かじはら つかさ 梶 原 司 (六十六歳) |
梶原司 タイル 工務店 |
岩風呂工事やタイル浴槽工事に工夫を凝 らしているとともに、新工法にも積極的に 取り組み、タイルとコンクリートを一体化 させる先付工法やモルタル下地にタイルを 揉み込みしっかり張り付ける圧着工法、タ イル面に振動衝撃を与えて張り付けるヴィ ブラート工法をいち早く手がけた。 |
鹿児島 県 |
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79 | ブロッ ク積工 |
おりかさ ひさお 折 笠 久 夫 (六十三歳) |
折笠 ブロック 工業 |
コンクリートブロック建築作業に従事し 、組積工事に優れた業績をあげたほか、大 型ブロックの目地定規を考案し、組積作業 の効率化を図るとともに、現場パトロール 等を主催し後進の指導やブロック塀の地震 時の倒壊防止に貢献した。 |
福島県 | ||||
80 | かわら ふき工 |
きたむら ひとし 北 村 仁 司 (六十八歳) |
北村仁司 瓦店 |
入母屋造りや重ね妻造り等の複雑な屋根 構造の瓦葺を葺き上げる技能、特に棟の大 きさや建物の構造に調和した瓦葺や大棟か ら屋根の勾配に沿って軒先に向かう降棟の 止め具合の的確な判断と技能に優れており 、建物の雄大さや重厚さ、優雅さを再現で きる技能者として高く評価されている。 |
京都府 | ||||
81 | わら屋 根ふき 工 |
きっかわ まさはる 吉 川 昌 治 (七十一歳) |
(有) 吉川社寺 |
無理がなく柔らかな軒先の「むくりの線 」を生み出す技能に優れており、桂離宮や 法隆寺を始めとした国宝や重要文化財の保 存・修復を数多く手掛けている。 |
島根県 | ||||
82 | 左官 | おおすみ みのる 大 角 実 (六十九歳) |
大角左官 工業(株) |
旭川において、左官の伝統的技法に加え て、西ドイツ等で新しい外断熱工法を独自 の技法として習得し、実施施工に至る技術 を確立した。 |
北海道 | ||||
83 | 左官 | おおつか まさもと 大 塚 正 元 (七十八歳) |
大塚 業務店 |
左官の業務に長年従事し、特に漆喰塗工 法及び土壁上塗工法の技能に卓越している 。愛知県文化財史跡である妙興寺鐘楼の漆 喰塗、茶席明暢亭の土壁上塗の保存管理を 行うとともに、技能検定委員を始め、各種 団体を通して後進技能士の指導育成に尽力 している。 |
愛知県 | ||||
84 | 畳工 | つきかわ しょうしち 月 川 昌 七 (七十歳) |
(有) 月川畳店 |
有色畳製作に卓越した技能を持ち、広間 ・座敷の紋合わせ作業の第一人者であり、 また、後進の育成にも尽力しており、後進 を技能グランプリにおいて、金メダル・銀 メダルと続けて入賞に導いている。 |
千葉県 | ||||
85 | 室内 装飾工 |
くまざわ としお 熊 澤 利 雄 (七十歳) |
熊沢 風呂店 |
住宅設備機器の高機能化に対応する技術 の向上・改善に取り組んでおり、消費者の 保安を考え、安全できれいに設置する技能 に特に優れている。また、団体役員として 業界の振興に尽力したほか、後進者の指導 育成に貢献している。 |
宮城県 | ||||
86 | 室内 装飾工 |
たけざわ ときお 竹 澤 藤喜夫 (六十一歳) |
(有) 竹澤商会 |
永年にわたり、床内装工事工として研鑽 に努め、床材の複雑な形の床施工等にデバ イダーの三点取りに加え、当て切り方法を 自ら考案、改善を行い、スピード化と仕上 がり向上に大きな成果を上げ、後継者の育 成や業界の発展にも大きく寄与している。 |
石川県 | ||||
87 | 建築 板金工 |
さがえ きよし 寒 河 江 清 (五十八歳) |
清板工業 | 国宝大崎八幡宮の復元・解体工事をはじ め、重要文化財の寒河江市慈恩寺等多くの 伝統ある神社仏閣を手掛け、県内外から高 い評価を得ている。訓練校の講師を努める 等、業界の技能向上・後進の指導育成に多 大な貢献をしている。 |
山形県 | ||||
88 | 建築 板金工 |
やそしま りょういち 八十島 良 逸 (六十四歳) |
(有) 八十嶋 工業 |
銅板製鬼、雨樋の製作など耐食性に優れ た銅板打ち出し技能に卓越し、全国に先駆 け技能の公開に積極的に行動し、屋根保証 制度の拡大など業界の発展に大きく貢献す るとともに、各種講習会の開催により後継 者の育成にも尽力している。 |
福井県 | ||||
89 | 板金工 | すずき かずお 鈴 木 千 雄 (六十二歳) |
鈴木工業 (株) |
ダクトの製作技能において、長年の経験 に基づく豊富な知識と蓄積された技能は業 界において高く評価されている。また、現 在もなお現場作業に従事し、安全管理と労 働災害の防止について若年労働者の指導育 成に積極的に取り組み業界の水準の向上と 発展に貢献した。 |
全国ダ クト工 業団体 連合会 |
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90 | 建築 板金工 |
いとう たかよし 伊 藤 隆 義 (六十一歳) |
(有) 伊藤板金 工業所 |
銅板による建築板金技能に卓越しており 、文化財等の歴史的建造物の飾り加工及び 施工工事に多くかかわり、その美観に優れ た板金加工及び施工技能は高く評価されて いる。 |
全日本 板金工 業組合 連合会 |
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91 | 建築 板金工 |
きたむら ただひろ 北 村 忠 博 (五十八歳) |
(株)ケイ ・アール ・シー |
卓越した建築板金の技能を基に、ステン レス防水工法を中心とした作業改善、納め 技法の開発を行うことにより、多様化する 屋根形状の施工技術を高めた。また、後進 技能者の指導・育成に貢献した。 |
(社) 日本金 属屋根 協会 |
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92 | 造園工 | おおば あきら 大 場 昭 (七十一歳) |
(株) 大場造園 |
伝統的立曳き技法に機械を導入しつつも 樹木の保全に万全を期し、屋上庭園やビオ トープに配慮した緑地整備により都市緑化 に貢献した。石造美術品の鑑定を通じ、社 会に貢献するとともに、訓練用視聴覚教材 の編集や講習会の講師を務め、後進の指導 育成に尽力した。 |
東京都 | ||||
93 | 造園工 | すみ しげあき 須 見 恵 明 (六十九歳) |
須見造園 土木(有) |
造園工として長年従事し、その豊富な知 識と経験により、地割り、石組、植栽工事 等に熟練した技能を有し、常に周囲の地形 に順応するよう心がけた庭園造りで、その 自然を感じさせる作風は高く評価されてい る。 |
徳島県 | ||||
94 | 園芸 装飾師 |
きむら まさひこ 木 村 正 彦 (六十二歳) |
自営 | 園芸装飾師として従事し、木の特性を熟 知し、素材の持ち味を充分に活かした樹姿 へと仕上げる整姿作業において、大胆な幹 操作や、芽きりや芽かきなどの芽力の調整 、葉すかしでの葉数の調整、さらには感性 あふれる緻密なシャリ彫刻など、長年培っ た様々な技を駆使し、独創性、風格漂う樹 姿を創り出している。 |
埼玉県 |