第I部門 金属材料製造関係
整 理 番 号 |
職種名 | ふりがな 氏 名 (年 齢) |
所属名 | 技能功績の概要 |
推薦都 道府県 ・指定 団体名 |
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1 | 製銑工 | へんみ ひろむ 逸 見 弘 (五十五歳) |
(株)神戸 製鋼所 加古川 製鉄所 |
高炉から溶けた銑鉄・スラグを取り出す 高炉炉前作業において、機械化、省力化を 可能にする装置を開発し、作業環境改善に 貢献するほか、高炉粉塵用ダスト装置の開 発による省エネルギー化を進めるなど、生 産性向上、安全管理等に貢献した。 |
兵庫県 | ||||
2 | 手込 造型工 |
さとう かつひさ 佐 藤 勝 久 (六十七歳) |
佐藤 鋳金工芸 |
鋳物職人として、特にお茶のお手前用と しての鉄瓶、湯釜の製作において卓越した 技能を発揮するとともに、南部鉄器の技術 の向上と継承に貢献した。 |
岩手県 | ||||
3 | 鋳物工 | すだ たかじ 須 田 隆 二 (七十三歳) |
(株)須田 美術工芸 |
神仏具、美術工芸品等の鋳造製作業務に 長年従事し、イギリスで機械鋳物用として 開発されたガス型鋳造法を工夫して、従来 の焼型鋳造法と遜色ない技術の開発と低コ ストによる鋳物製造を実現し、特に、大型 鋳造物の製作に当たっては業界から高い評 価を受けている。 |
京都府 | ||||
4 | 工芸 |
たかはし かずお 高 橋 一 夫 (六十二歳) |
双名島 魔鏡 製作所 |
わずかの気泡も混ざらない鋳造技術とミ クロン単位の神業のような研磨仕上げが必 要とされる魔鏡づくりに卓越した技能を持 ち、日本で二人目の魔鏡師として活躍する とともに、後進の指導にも尽力している。 |
愛媛県 | ||||
5 | 金属熱 処理工 |
とりごえ けんじ 鳥 越 賢 司 (五十八歳) |
(株)小松 製作所 大阪工場 |
建設機械製造に卓越した技能を有し、特 にブルドーザ、油圧ショベル、風力発電機 の製作に当たっては、製品から発生する特 性要因を研究し、数々の焼き入れ、焼き戻 し熱処理加熱温度設定条件を生み出すなど 高品質な建設機械製造に貢献した。 |
大阪府 | ||||
6 | 圧延加 熱炉工 |
みずた かつのり 水 田 勝 則 (五十七歳) |
住友金属 工業(株) 鹿島 製鉄所 |
圧延工程における製鋼との同期化操業、 加熱炉操業技術、高効率サイジングプレス 等に技能を発揮し、実用新案権を始めとす る数多くの考案、改善により生産性・品質 向上に寄与するとともに、安全管理、後進 者育成、海外での技術指導にも手腕を発揮 した。 |
茨城県 | ||||
7 | 圧延 仕上工 |
すずき いさむ 鈴 木 勇 (五十八歳) |
川崎 製鉄(株) 千葉 製鉄所 |
熱延鋼板の品質を整える精整工場の高能 率・高品質操業技術を確立し、特に板の用 途に応じた形状表面の調整技術、酸化皮膜 を落とす表面酸洗技術、高炭素鋼を処理す るためのレーザー溶接装置の導入を図り、 大いに貢献した。 |
千葉県 |