(参考)人口等の諸前提について基準ケースと異なる仮定を置いた場合の 試算結果(給付水準維持方式) 《人口が変動した場合(給付水準維持方式)》 ○ 基準ケース(中位推計)の最終保険料(率)を100とした場合、少子化の状 況が改善する高位推計の下では、厚生年金の最終保険料率は91、国民年金の最 終保険料は93となる。 ○ 一方、少子化がさらに進行する低位推計の下では、厚生年金の最終保険料率は 115、国民年金の最終保険料は110となる。
人口の前提 | 厚生年金の最終保険料率 (総報酬ベース) |
国民年金の最終保険料 (平成11年度価格) |
高位 | 21.0% ( 91) | 19,000円 ( 93) |
中位(基準ケース) | 23.1% (100) | 20,500円 (100) |
低位 | 26.6% (115) | 22,500円 (110) |
注:( )内は、基準ケースを100とした指数である。
新人口推計(「日本の将来推計人口」 平成14年1月推計) |
高位推計 (1.63) |
中位推計(基準ケース) (1.39) |
低位推計 (1.10) |
注1:( )内の数値は、合計特殊出生率の仮定(2050年)である。 (平成9(1997)年推計(中位)の2050年における合計 特殊出生率は、1.61である。) 注2:寿命の延びの仮定は全ケース共通。2050年における平均寿命 は、男子80.95歳、女子89.22歳である。(平成9年推 計の仮定は男子79.43歳、女子86.47歳)