1 固定的な性別役割分業や職場優先の企業風土の是正 ○意欲や能力の高い女性が育児期を経て労働市場に再参入するために、自己の現 在の職業能力、再就職に必要となる職業能力等を的確に把握し、実際に能力開 発を行えるようにするとともに、そのような女性の雇用を企業に対して促進し ていくシステムを開発するためのポジティブ・アクションとしての再就職モデ ル事業を創設 【厚生労働省】 ○出産、育児期にある女性の農業経営参画が可能となるよう、経営管理等の研修、 母性保護のためのセミナー等の開催 【農林水産省】 2 仕事と子育ての両立のための雇用環境の整備 ○「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律の 一部を改正する法律」の成立(平成13年11月) 【厚生労働省】 ┌働きながら子どもを産み育てやすい雇用環境を整備するため、以下の項目に┐ |ついて改正し、平成13年11月及び14年4月から施行。 | | | | ・育児休業の取得等を理由とした不利益取扱いの禁止 | | ・時間外労働の制限 | | ・勤務時間短縮等の措置の対象となる子の年齢の引上げ | └ ・子の看護のための休暇の努力義務など ┘ ○子育て支援情報と育児等の理由により退職した者への再就職支援情報を総合的 に提供する「仕事と家庭の両立のための総合的支援システム」を構築し、保 育・育児、再就職に関する情報提供体制を強化 【厚生労働省】