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(9)予防接種の接種勧奨について



   予防接種の接種率の維持向上を図るため、省令様式の1歳6か月、3歳及び6

  歳健康診査の欄に、予防接種の接種の有無を確認する欄を設けるとともに、任意

  記載事項の作成例の「予防接種」の欄の記載の改正を行う。



  

(10)薬の影響について



   妊娠中の薬の使用について、分娩時に使用する薬剤も含め、妊婦が事前にその

  必要性、効果、副作用などに関し、医師及び薬剤師から十分な説明を受けること

  を促すため、任意記載事項の作成例の「薬の影響について」の欄の記載を充実する。



  

(11)妊娠中及び育児期間中の喫煙・飲酒について



   近年における妊産婦の喫煙率の増加等を踏まえ、任意記載事項の作成例の「す

  こやかな妊娠と出産のために」の欄に、妊娠中及び育児期間中の妊産婦や父親な

  ど周囲の人の禁煙並びに妊産婦の飲酒についての記載を充実する。



  

(12)葉酸の摂取について



   「神経管閉鎖障害の発症リスク低減に関する報告書」(「先天異常の発症リス

  クの低減に関する検討会」(平成12年12月))を踏まえ、任意記載事項の作

  成例の「妊娠中と産後の食事」の欄に妊婦等の葉酸の摂取に関する記載を追加する。



  

(13)揺さぶられっ子症候群について



   揺さぶられっ子症候群に関する周囲の注意を促すため、任意記載事項の作成例

  の「新生児(生後約4週間までの赤ちゃん)」の欄に、揺さぶられっ子症候群の

  予防に関する記載を追加する。



  

(14)チャイルドシートの使用について



   近年における乳幼児の自動車乗車中の死傷者数の増加及び乳幼児を同乗させて

  自動車を運転するときのチャイルドシートの使用の義務化を踏まえ、任意記載事

  項の作成例の「事故の予防」の欄に、チャイルドシートの使用に関する記載を追

  加する。



  

(15)働く女性、男性のための出産、育児に関する制度について



   任意記載事項の作成例の「働く女性、男性のための出産、育児に関する制度」

  の欄について、以下のような改正を行う。



  (1) 女性労働者が母性健康管理指導事項連絡カードをより簡易に入手できるよ

    うにすることにより、母性健康管理指導事項連絡カードのより一層の利用の

    促進を図り、事業主がその雇用する妊娠中及び出産後の女性労働者に対し、

    母性健康管理上必要な措置をより適切に講ずることができるよう、母性健康

    管理指導事項連絡カードの様式を追加する。



  (2) 都道府県労働局の設置に伴う都道府県女性少年室の都道府県労働局雇用均

    等室への改組に合わせて、問い合わせ窓口の記載の改正を行う。



  (3) 雇用保険法の改正により、平成13年1月以降の育児休業について、育児

    休業給付の給付率が、休業前賃金の40%に引き上げられたことに伴う記載

    の改正を行う。



  (4) 育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律

    (育児・介護休業法)の改正により、平成14年4月1日から育児を行う労

    働者のための時間外労働の制限、勤務時間の短縮等の措置の対象となる子の

    年齢の引き上げ等の規定が施行されることに伴う記載の改正を行う。



  

(16)その他



   その他文言の適正化、記載内容の充実等のための改正を行う。

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