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保育所における福祉サービスの第三者評価基準(試案)
II.子育て支援
II−1 入所児童の保護者の育児支援
II−1−(1) 一人一人の保護者と、日常的な情報交換に加え、個別面談などを行
っている。
【判断基準】
a) 送迎の際の対話や連絡帳への記載などの日常的な情報交換に加えて、
別の機会を設けて相談に応じたり個別面談などを行っている。
b) 送迎の際の対話や連絡帳への記載などの日常的な情報交換を行っている。
c) 一人一人の保護者と、子どもについて情報交換を行っていない。
II−1−(2) 家庭の状況や保護者との情報交換の内容が必要に応じて記録されて
いる。
【判断基準】
a) 家庭の状況や保護者との情報交換の内容が必要に応じて記録されている。
b) −
c) 家庭の状況や保護者との情報交換の内容が必要に応じて記録されていな
い。
II−1−(3) 子どもの発達や育児などについて、保護者と共通理解を得るための
機会を設けている。
【判断基準】
a) 懇談会などの話し合いの場に加えて、保護者の保育参加など、保護者と
共通理解を得るための機会を設けている。
b) 懇談会などの話し合いの場を設けている。
c) 子どもの発達や育児などについて、保護者と共通理解を得るための機会
を設けていない。
II−1−(4) 虐待を受けていると疑われる子どもの早期発見に努め、得られた情
報をもとに速やかに対処している。
【判断基準】
a) 虐待などの早期発見に努め、得られた情報をもとに速やかに対処してい
る。
b) −
c) 虐待などの早期発見に努めていない。
II−1−(5) 虐待を受けていると疑われる子どもの保護者への対応について、児童
相談所などの関係機関に照会、通告を行う体制が整っている。
【判断基準】
a) 虐待を受けていると疑われる子どもの保護者への対応について、児童相
談所など関係機関に照会、通告を行う体制が整っている。
b) −
c) 虐待を受けていると疑われる子どもの保護者への対応について、児童相
談所など関係機関に照会、通告を行う体制が整っていない。
II−2 多様な保育ニーズへの対応
II−2−(6) 地域の保育ニーズを把握するための取り組みを行い、それを事業に
反映している。
【判断基準】
a) 地域住民や保護者へのアンケート調査など、地域の保育ニーズを把握す
るための取組みを行い、それを事業に反映している。
b) 地域住民や保護者へのアンケート調査など、地域の保育ニーズを把握す
るための取組みは行っているが、それを必ずしも事業に反映させていない。
c) 地域の保育ニーズを把握するための取組みを行っていない。
II−3 地域の子育て支援
II−3−(7) 育児相談など地域の子育て家庭を対象とする子育て支援のための取
り組みを行っている。
【判断基準】
a) 育児相談など地域の子育て家庭を対象とする子育て支援のための取り組
みを行っている。
b) −
c) 育児相談など地域の子育て家庭を対象とする子育て支援のための取り組
みを行っていない。
II−3−(8) 一時保育は、一人一人の子どもの心身の状態を考慮し、通常保育と
の関連を配慮しながら行っている。
【判断基準】
a) 一時保育は、一人一人の子どもの心身の状態、保育場面への適応状況等
を考慮するとともに、通常保育との関連を配慮して行っている。
b) −
c) 一時保育は、一人一人の子どもの心身の状態、保育場面への適応状況等
を考慮されておらず、通常保育との関連も配慮されていない。
II−3−(9) 中高生などの保育体験を受け入れるに当たっては、基本的な考え方
や方針が全職員に理解されている。
【判断基準】
a) 中高生などの保育体験を受け入れるに当たっては、受け入れの基本的な
考え方や方針が全職員に理解されている。
b) −
c) 中高生などの保育体験を受け入れるに当たっては、基本的な考え方や方
針が全職員に理解されていない。
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