トップページ
児童福祉施設における福祉サービスの第三者評価基準試案の見直しの方向(案)
1 共通事項
○ 平成12年度に実施した第三者評価基準試行事業において示された問題点を踏
まえて修正を行う。
2 保育所
(1)保育内容に関する基準を充実する。
○ 保育内容を詳細に評価できるような基準とする。
○ 保育の質の改善を誘導するような項目とする。
○ マニュアルや記録作成に重点が置かれ過ぎないよう、実際に取組みが行われて
いるかどうかを重視する。
○ 保育内容に関する項目については、複数回答方式を多用する。
(2)評価結果が利用者にわかりやすい基準にする。
○ 各項目について、原則として評価要素を単一化する。
○ 評価基準は、できる限り具体的に記述する。
(3)項目を整理・統合し、簡素化を図るとともに、新たな項目を追加する。
○ 行政監査と重複する項目は省くなど、特に運営管理に係る項目を少なくする。
○ 「I運営管理」と「II利用者を尊重したサービス提供」とを統合する。
評価対象 |
前回試案細目数 |
今回試案細目数 |
増減 |
I 運営管理 |
22 |
10 |
△20 |
II 利用者を尊重したサービス提供 |
8 |
|
III 子どもの発達援助 |
26 |
23 |
△ 3 |
IV 子育て支援 |
11 |
8 |
△ 3 |
V 地域との連携 |
5 |
9 |
4 |
合計 |
72 |
50 |
△22 |
○ 虐待の早期発見、小学校との連携、ボランティアの受入れなどの新規項目を
追加する。
○ 保育内容に関する基準を重視し、「評価対象」の順序を変更する。
○ 細目数が減ったため、基準の項目の段階を4段階から3段階に変更する。
<前回試案>
I 運営管理
I−1 基本方針
I−1−(1) 基本方針
I−1−(1)−<1> 保育所の保育理念及び基本方針が明文化されている。 |
|
|
<今回試案>
V 運営管理
V−1 基本方針
V−1−(1)−<1> 保育所の保育理念及び基本方針が明文化されている。 |
|
|
3 児童養護施設・母子生活支援施設・乳児院 (別紙参照)
(1)サービス内容に関する基準を充実する。
○ 施設における特徴のある独自的なサービス内容やサービスの向上性を評価でき
るような基準項目を設ける。
○ サービスの質の向上への方向性を示唆するような項目とする。
○ マニュアルや明文化に重点が置かれ過ぎないよう、実際に取組みが行われてい
るかどうかを重視する。
(2)評価結果が利用者にわかりやすい基準にする。
○ 判断基準等について、内容の明確化及び簡素化を図る。
○ 評価基準は、できる限り具体的に記述する。
(3)評価項目の整理・統合化を図るとともに、新たな評価項目を追加する。
○ 行政監査と重複する項目は省くなど、特に管理体制や運営管理に係る項目等を
少なくする。
○ 「VIサービス提供管理体制」と「VII組織の運営管理」とを統合し、「VII機関
の安全・衛生・運営管理」とする。
○ 新規に評価対象として「VI福祉サービスの独自性及び向上性」を追加する。
TOP
トップページ