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別紙2 来島大橋架設桁落下災害調査委員会開催要綱
1 趣旨 平成10年6月10日、広島県尾道市と愛媛県今治市を結ぶ西瀬戸自動車道 建設工事のうち、大島と今治を結ぶ来島大橋建設工事現場において、橋梁の設 置に使用した架設桁を解体する作業を行っていたところ、ワイヤーロープ4本 で吊っていた架設桁(重さ約47トン)が突然60メートル落下し、作業に従 事していた8名のうち7名が転落して死亡し、他1名が重傷を負うという重大 災害が発生した。 このため、早急に災害原因を究明し、同種災害の再発防止対策を確立するた め、次の学識経験者からなる調査委員会を開催し、調査を行う。 2 調査委員会の構成 座 長 前 郁夫 社団法人仮設工業会会長 河尻 義正 労働省産業安全研究所建設安全研究部部長 佐藤 三禄 武蔵工業大学機械システム工学科教授 田中 正清 労働省産業安全研究所機械システム研究部部長 3 調査内容等 (1) 現地調査を行い、その結果等に基づき検討会を開催し、災害発生原因 の究明を行う。 (2)上記災害発生原因等を踏まえ、同種災害の再発防止対策の検討を行う。