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(別紙1)基礎工事用建設機械、移動式クレーン等による最近の災害事例

 

発生年月日 発生地 災害の種類 被災状況 災害の概要
H 9. 8.4 大阪 高等学校プール改築工事におけるくい打機の転倒災害 負傷2名 プール基礎工事において、くい打機(機体重量約28トン、リーダー約20メートル)によるくい打ち作業を一旦終え、当該くい打機を他の場所に移動中、くい打機が傾いたので、転倒を防止するため、ドラグショベルのバケットで押さえ、かつ、スクリューを地面に差し込んだが支えきれず、くい打機が学校南側の府道に倒れ、電柱5本と信号機をなぎ倒し、うち電柱1本が信号待ちをしていた乗用車を直撃した。
 作業中の作業員に負傷者はなかったが、信号待ちをしていた乗用車の運転者とその長男が負傷した。
H 9. 8.11 福井 空調設備改修工事における移動式クレーンの荷の落下災害 死亡1名
負傷2名
 空調設備改修工事において、つり上げ荷重25トンのホイールクレーンで熱交換機(重量 1.8トン)をつり上げていたところ、玉掛け用ワイヤロープ(一本吊り)が切断したため、熱交換器が落下・転倒し、作業員3名が被災、うち1名が死亡した。
H 9. 8.28 北海道 市営住宅建築工事におけるくい打機の転倒災害 死亡1名  市営住宅建築工事現場において、くい打機(機体重量約80トン、リーダー約27メートル)を移動させていたところ、くい打機が転倒し、現場に隣接する民家を直撃し、民家を全壊させた。
 作業員に負傷者はなかったが、直撃した民家の住人1名が死亡した。

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