神奈川県 TEL 実施団体:神奈川県経営者協会 045-671-7060 まちづくり情報センターかながわ 045-212-5835 神奈川県社会福祉協議会 045-312-1121 ○ボランティア賞(個人・団体) こいしはら やすし 小石原 靖(38歳) バリアフリーサークルBECo(ベコ) (松下電器産業(株) 勤務) BECoは1994年に始まった川崎市宮前区社会福祉協議会主催の「ハンデキ ャップスキー教室」の参加者を中心に結成。 同協議会主催のスキー教室は3回で打ち切られたが、「ハンデの有無も関係 なく、みんなが対等な立場で楽しめる機会をなくすのはもったいない」と同協 議会の事業を受け継ぐ形で結成された。 同氏は、障害者スキー指導者として活動していたが、BECo立ち上げのメ ンバーとして参画し、現在サークル事務局・副代表として中心的役割を果たし ている。 スキー教室は、回を重ね今では、ボランティアの応募者は毎回100人を超え、 障害を持つ人も30人以上が参加するという。 スキーだけでなく、バーベキュー大会やクリスマスパーティーなどで一年中、 障害を持つ人とのふれあいを図っている。 ○ナイスアシスト賞(企業・事業所) ソニー(株) 厚木テクノロジーセンター 全社の社会貢献活動として「SOMEONE NEEDS YOUプロジェクト」を設け、各 事業所毎に多彩なイベントを企画・実行している。厚木事業所では、「カワラ ノギクを守る会」との協働による相模川河川敷の活動など、社員参加型プログ ラムも多く、参加体験をもとに、社員の間にボランティアマインドが育ってい る。アンケートによれば機会があればボランティアに参加したいが84%と高 く、成果の一つとして社内に自主的な「ボランティアサポートグループ」が生 まれ、月一回サポーターが中心となって社員を巻き込みながら通勤路の清掃を している。 また、マッチングギフト制度も、平成14年度で27件の利用を数えている。 ○ナイスアシスト賞(NPO・ボランティア受け入れ団体) 日本の竹ファンクラブ ひらいし しんじ 代表 平石 真司 同クラブは、日本で長い間育まれた「竹と人との共生」を取り戻したいとの 思いから平石氏が中心となって平成11年9月に発足した。主に横浜市内の公 園をフィールドとして、竹林の手入れ・調査・指導などの研究活動をしている。 参加者の多くが勤労者であるのが特筆に値する。 平成14年度は「竹が彩る暮らしと文化」をテーマに公開研究会を開催する など、幅広い活動を行った。