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(資料3)
石綿の代替繊維の種類と有害性
(1)人造鉱物繊維
ガラス、岩石を溶融し、繊維状に加工したもの。
主な代替繊維 |
用途 |
IARCの評価 |
ガラス長繊維 |
建材、シール材、摩擦材、絶縁材 |
3 |
グラスウール |
保温材、断熱材、吸音材 |
3 |
ロックウール |
吹き付け材、保温材、吸音材、断熱材 |
3 |
スラグウール |
吹き付け材、保温材、吸音材、断熱材 |
3 |
(2)天然鉱物繊維
天然に産出する繊維状の鉱物。
主な代替繊維 |
用途 |
IARCの評価 |
セピオライト |
建材、塗料、接着剤 |
3 |
ワラストナイト |
建材、塗料 |
3 |
(3)その他
化学的に合成した繊維、天然の有機繊維等。
主な代替繊維 |
用途 |
IARCの評価 |
アラミド繊維 |
摩擦材、シール材 |
3 |
ビニロン繊維 |
建材 |
3 |
パルプ |
建材 |
未評価 |
セラミック繊維 |
耐火材、摩擦材 |
2B |
炭素繊維 |
建材、摩擦材、シール材、耐火材 |
未評価 |
注:IARC(国際がん研究機関)の評価について
(1)についてはIARCモノグラフVol.81評価(2001年10月)
(2),(3)についてはVol.79までの評価
【評価カテゴリー】
グループ1 :「ヒトに対して発がん性がある」
グループ2A:「ヒトに対しておそらく発ガン性がある」
グループ2B:「ヒトに対して発がん性の可能性がある」
グループ3 :「ヒトに対する発がん性については分類できない」
グループ4 :「ヒトに対しておそらく発がん性がない」
注2:石綿は全ての種類についてグループ1
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