不法就労外国人対策等関係局長連絡会議の開催について
平成12年3月7日 警 察 庁 労 働 省 法 務 省 |
警察・労働・法務の三省庁は,これら三省庁の局部長で構成する「不法就労外 国人対策等関係局長連絡会議」を開催し,我が国における不法就労等外国人問題 について協議した。同会議では,不法就労外国人の定着化傾向が強まりつつある 一方,不法就労を目的とする外国人の我が国への流入圧力に顕著な低下の兆しが みられない中で,これら不法就労外国人によって労働市場,治安等に種々の問題 が生じているなど我が国社会に与える影響が憂慮されていることから,これらの 諸問題に対処するため,不法就労等外国人の積極的な摘発等を盛り込んだ「不法 就労等外国人対策」を策定するとともに,三省庁が一層協力して不法就労問題に 取り組んで行くことを確認した。 1 開催日時・場所 日時 平成12年3月7日(火)午後3時から 場所 法曹会館2階「寿の間」 2 会議構成員 〇 警察庁 警察庁長官官房国際部長,生活安全局長,警備局長 〇 労働省 労働基準局長,職業安定局長 〇 法務省 刑事局長,入国管理局長 3 不法就労外国人対策等関係局長連絡会議について 不法就労等外国人問題については,関係省庁が協力し各方面から幅広い対策を執 っていく必要があるところ,特に警察庁,労働省及び法務省の三省庁が連携を強化 するとともに,治安,労働,入国管理などの分野で相互に協力を深めながら実効性 のある施策を実施していく必要があるとの観点から,平成4年2月に,三省庁の局 部長を構成員とする「不法就労外国人対策等関係局長連絡会議」及びこれら三省庁 の課長レベルを構成員とする「不法就労外国人対策等協議会」を設置し,これまで に各種の施策を実施している。 4 不法就労外国人問題の現状と対策 別添のとおり,「不法就労等外国人対策について」を策定し,現状に対する共通 の認識の下,今後も一層協力して不法就労対策に取り組んでいくことに合意した。