(資料2) 少子化時代の家族や企業の在り方を考えるシンポジウム 開 催 要 領 1 趣 旨 我が国では、平成10年の合計特殊出生率が1.38と史上最低を記録するなど、 少子高齢化が急速に進展している。また、近年、働く女性の増加や、共働き世帯や 核家族の増加等の家族形態の多様化が進むとともに、家庭における養育機能の低下 などが大きな問題となっている。一方、労働者についても価値観やライフスタイル の多様化が進んでおり、企業においては、様々な生活ニーズを持つ労働者が仕事と 家庭を両立させ、その能力を十分に発揮して働けるような人事労務管理を行うこと がますます重要になると考えられる。 そのためには、「少子化への対応を考える有識者会議」の提言にもあるように、 家族の在り方については、家庭では男女の役割分担を見直し、家事や育児への男女 共同参画を推進すること等が、企業の在り方については、男女の固定的な性別役割 分業を前提とした雇用慣行の見直し、職場優先の企業風土の是正が求められている。 そこで、少子化時代における、新たな家族や企業の在り方をテーマとするシンポ ジウムを厚生省と労働省が連携して開催することにより、国民的議論を展開してい くこととする。 2 主 催 厚生省 労働省 財団法人こども未来財団 財団法人21世紀職業財団 3 後 援(予定) 少子化への対応を推進する国民会議 4 日 時 平成11年10月30日(土)13:30〜16:30 5 会 場 日本青年館大ホール(東京都新宿区霞ヶ丘15) 6 参 加 者 1,000名程度 7 プログラム ○ファミリー・フレンドリー企業表彰 ○基調講演 ・少子化時代の家族の在り方について 東京学芸大学 教育学部助教授 山 田 昌 弘 氏 ・少子化時代の企業の在り方について 上智大学 国際関係研究所教授 八 代 尚 宏 氏 ○パネルディスカッション ・テーマ 「少子化時代における新たな家族や企業の在り方を考える」 ・パネリスト(五十音順) 河 野 真理子 氏 (株)キャリアネットワーク常務取締役 杉 山 千 佳 氏 フリーライター 直 江 英 昭 氏 ソニー(株)人事センター社員部統括部長 中 村 喜一郎 氏 P&G研究開発本部セクションヘッド 八 代 尚 宏 氏 上智大学 国際関係研究所教授 山 田 昌 弘 氏 東京学芸大学 教育学部助教授