タイトル:少子化時代の家族や企業の在り方を考えるシンポジウムの開催について



発  表:平成11年9月29日(水)

担  当:労働省女性局女性福祉課

                  電 話 03-3593-1211(内線5647)




1 趣 旨

  我が国では、平成10年の合計特殊出生率が1.38と史上最低を記録するなど、

 少子高齢化が急速に進展している。また、近年、働く女性の増加や、共働き世帯や

 核家族の増加等の家族形態の多様化が進むとともに、家庭における養育機能の低下

 などが大きな問題となっている。一方、労働者についても価値観やライフスタイル

 の多様化が進んでおり、企業においては、様々な生活ニーズを持つ労働者が仕事と

 家庭を両立させ、その能力を十分に発揮して働けるような人事労務管理を行うこと

 がますます重要になると考えられる。

  そのためには、「少子化への対応を考える有識者会議」の提言にもあるように、

 家族の在り方については、家庭では男女の役割分担を見直し、家事や育児への男女

 共同参画を推進すること等が、企業の在り方については、男女の固定的な性別役割

 分業を前提とした雇用慣行の見直し、職場優先の企業風土の是正が求められている。

  そこで、少子化時代における、新たな家族や企業の在り方をテーマとするシンポ

 ジウムを厚生省と労働省が連携して開催することにより、国民的議論を展開してい

 くこととする。





2 主 催

    厚生省 労働省 財団法人こども未来財団 財団法人21世紀職業財団





3 後 援 (予定)

    少子化への対応を推進する国民会議





4 日 時

    平成11年10月30日(土)13:30〜16:30





5 会 場

    日本青年館大ホール(東京都新宿区霞ヶ丘15)





6 参 加 者

    1,000名程度



7 プログラム

   ○ファミリー・フレンドリー企業表彰

   ○基調講演

    ・少子化時代の家族の在り方について

      東京学芸大学 教育学部助教授

             山 田 昌 弘 氏

    ・少子化時代の企業の在り方について

      上智大学 国際関係研究所教授

             八 代 尚 宏 氏

   ○パネルディスカッション

    ・テーマ

     「少子化時代における新たな家族や企業の在り方を考える」

    ・パネリスト(五十音順)

      河 野 真理子 氏  (株)キャリアネットワーク常務取締役

      杉 山 千 佳 氏  フリーライター

      直 江 英 昭 氏  ソニー(株)人事センター社員部統括部長

      中 村 喜一郎 氏  P&G研究開発本部セクションヘッド

      八 代 尚 宏 氏  上智大学 国際関係研究所教授 

      山 田 昌 弘 氏  東京学芸大学 教育学部助教授



8 申込先

    参加申し込みは下記へお願いいたします。

    住所、氏名、電話番号、勤務先、年齢、託児施設の利用の有無を明記のうえ、

    「少子化時代の家族や企業の在り方を考えるシンポジウム」事務局

    電話   03(5215)5814

    FAX  03(5215)5817

    締切り  平成11年10月20日(水)





「少子化時代の家族や企業の在り方を考えるシンポジウム」パンフレット


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