タイトル:毎月勤労統計調査 平成13年2月分結果速報及び 平成12年年末賞与の結果 [前年同月比でみて] ・きまって支給する給与は、0.2%減 ・所定外労働時間は、1.0%増;16ヵ月連続の増加 ・常用雇用は、0.1%減 ・12年年末賞与は、前年比1.3%減と4年連続の減少 発 表:平成13年4月2日(月) 担 当:厚生労働大臣官房統計情報部雇用統計課 電 話 03-5253-1111(内線5235,5236)
概 況 1 賃 金 所定内給与は、前年同月比0.3%減の263,446円と なった。所定外給与は1.8%増加し、きまって支給する給与 は、0.2%減の282,284円となった。現金給与総額は、 0.2%減の284,272円となった。 実質賃金は、0.2%減となった。 2 労 働 時 間 総実労働時間は、前年同月比1.0%減の151.5時間と なった。このうち所定外労働時間は、1.0%増と16ヵ月連 続の増加なった。製造業の所定外労働時間は、2.9%増と 20ヵ月連続の増加となった。 3 雇 用 常用雇用は、前年同月比0.1%減となった。このうち、一 般労働者は、1.0%減で37ヵ月連続の減少となったが、パ ートタイム労働者は、3.8%増と引き続き増加した。 4 年末賞与の結果 平成12年年末賞与は、471,809円、11年の年末賞 与に比べ1.3%減で、年末賞与としては4年連続の減少とな った。 (調査産業計、事業所規模5人以上)
賃 金 |
現金給与総額 | きまって 支給する給与 |
所定内給与 | 所定外給与 | 特別に 支払われた給与 |
|||||
284,272 円 |
(-0.2) |
282,284 円 |
(-0.2) |
263,446 円 |
(-0.3) |
18,838 円 |
( 1.8) |
1,988 円 |
(-17.4) |
|
労 働 時 間 |
総実労働時間 | 所定内労働時間 | 所定外労働時間 | 出 勤 日 数 | 所定外労働時間 (製 造 業) |
|||||
151.5 時間 |
(-1.0) |
141.8 時間 |
(-1.1) |
9.7 時間 |
( 1.0) |
19.6 日 |
<-0.3> | 13.9 時間 |
( 2.9) |
|
雇 用 労 働 異 動 |
常用労働者 | 一般労働者 | パートタイム 労 働 者 |
入 職 率 | 離 職 率 | |||||
43,136 千人 |
(-0.1) |
34,175 千人 |
(-1.0) |
8,961 千人 |
( 3.8) |
1.68 |
< 0.06> | 1.97 |
< 0.07> |
注) ( )内は前年同月比(%)、< >内は前年同月差(ポイント又は日)である。 1 賃 金 2月の一人平均現金給与総額は、規模5人以上で前年同月比0.2%減の 284,272円であった。 現金給与総額のうち、きまって支給する給与は、0.2%減の282,284円 となった。所定内給与は、0.3%減の263,446円、所定外給与は、1.8 %増(22カ月連続の増加)の18,838円と増加し、特別に支払われた給与は、 17.4%減の1,988円となった。 実質賃金は、0.2%減となった。
2 労働時間 2月の一人平均総実労働時間は、規模5人以上で前年同月比1.0%減の 151.5時間であった。 総実労働時間のうち、所定内労働時間は、1.1%減の141.8時間であった。 所定外労働時間は、1.0%増の9.7時間となった。 また、製造業の所定外労働時間は、2.9%増の13.9時間となった。季節調 整値では、前月比1.3%減であった。
3 雇 用 2月の常用雇用の動きをみると、全体では規模5人以上で前年同月比0.1%減 となった。一般労働者は1.0%減と37カ月連続で減少し、パートタイム労働者 は3.8%増と引き続き増加した。 主な産業についてみると、製造業1.0%減、卸売・小売業,飲食店1.0%減、 サービス業1.7%増であった。
4 平成12年年末賞与の結果 平成12年の年末賞与(平成12年11月〜平成13年1月の「特別に支払われ た給与」のうち、賞与として支給された給与を特別集計したもの)は、前年比 1.3%減の471,809円と、年末賞与としては4年連続の減少となった。 また、主な産業についてみると、製造業0.7%増、卸売・小売業,飲食店 0.1%減、サービス業4.8%減であった。
表1 賞与の前年比(%)の推移 表2 平成12年年末賞与の産業別支給状況