タイトル:毎月勤労統計調査 平成11年9月分結果速報及び平成11年夏季賞与

     の結果(確報)

     [前年同月比でみて]

      ・きまって支給する給与は、3ヵ月連続の増加

      ・所定外労働時間は、2年1ヵ月ぶりに増加

      ・常用雇用は、13ヵ月連続の減少

      ・夏季賞与は2年連続の減少

発  表:平成11年10月29日(金)

担  当:労働省労働大臣官房政策調査部

     統計調査第一課     

                 電 話 03-3593-1211(内線5235,5236)






概  況





1 賃     金
所定内給与は、前年同月比0.2%増の263
,747円となった。所定外給与は3.7%増加し、きまって支給する
給与は、0.4%増の281,152円と3ヵ月連続の増加となった。
特別に支払われた給与は19.0%増加し、現金給与総額は、0.6%
増の285,397円となった。
 実質賃金は、前年同月比0.9%増と4ヵ月ぶりの増加となった。

2 労 働 時 間
総実労働時間は、前年同月比0.1%減の15
4.1時間となった。このうち所定外労働時間は、1.1%増と2年1
ヵ月ぶりに増加した。製造業の所定外労働時間は、6.8%増と3ヵ
月連続の増加となった。

3 雇     用
常用雇用は、前年同月比0.1%減と13ヵ月
連続の減少となった。このうち、一般労働者は、0.9%減で20ヵ
月連続の減少となったが、パートタイム労働者は、3.0%増と引き
続き増加した。

4 夏季賞与の結果
平成11年夏季賞与は、440,665円、1
0年夏季賞与に比べ3.7%減で、夏季賞与としては2年連続の減少
となった。



(調査産業計、事業所規模5人以上)



現金給与総額   きまって
支給する給与
所定内給与 所定外給与 特別に
支払われた給与
285,397

( 0.6)
281,152

( 0.4)
263,747

( 0.2)
17,405

( 3.7)
4,245

( 19.0)



総実労働時間 所定
内労働時間
所定外
労働時間
出 勤 日 数 所定外
労働時間
(製 造 業)
154.1
時間
(-0.1)
144.7
時間
(-0.2)
9.4
時間
( 1.1)
20.0

<0.0> 12.7
時間
( 6.8)





常用労働者 一般労働者 パートタイム
労 働 者
入 職 率 離 職 率
43,565
千人
(-0.1)
35,005
千人
(-0.9)
8,560
千人
( 3.0)
1.68
<0.12>
1.94
<0.13>

 注) ( )内は前年同月比(%)、< >内は前年同月差(ポイント又は日)である。


  

1 賃  金



   9月の一人平均現金給与総額は、規模5人以上で前年同月比0.6%増の285

  ,397円であった。

   現金給与総額のうち、きまって支給する給与は、0.4%増の281,152円

  と3カ月連続の増加となった。所定内給与は、0.2%増の263,747円、所

  定外給与は、3.7%増の17,405円と増加し、特別に支払われた給与は、1

  9.0%増の4,245円となった。



   実質賃金は、前年同月比0.9%増と4カ月ぶりの増加となった。 

  


 賃金の推移のグラフ 第1表 時系列表第1表


  

2 労働時間



   9月の一人平均総実労働時間は、規模5人以上で前年同月比0.1%減の15

  4.1時間であった。

   総実労働時間のうち、所定内労働時間は、0.2%減の144.7時間であっ

  た。所定外労働時間は、1.1%増の9.4時間と2年1カ月ぶりの増加となっ

  た。

   また、製造業の所定外労働時間は、6.8%増の12.7時間となった。季節

  調整値では、前月比1.2%増であった。 

  


 労働時間の推移のグラフ 第2表 時系列表第2表


  

3 雇  用



   9月の常用雇用の動きをみると、全体では規模5人以上で前年同月比0.1%

  減と13カ月連続の減少となった。一般労働者は0.9%減、パートタイム労働

  者は3.0%増であった。

   主な産業についてみると、製造業2.1%減、卸売・小売業,飲食店1.4%

  減、サービス業2.1%増であった。 

  


 雇用の推移のグラフ 第3表 時系列表第3表


  

4 平成11年夏季賞与の結果



   平成11年の夏季賞与(平成11年6月〜平成11年8月の「特別に支払われ

  た給与」のうち、賞与として支給された給与を特別集計したもの)は、前年比3

  .7%減の440,665円と、夏季賞与としては2年連続の減少となった。

   また、主な産業についてみると、製造業5.7%減、卸売・小売業,飲食店4

  .0%減、サービス業2.3%減であった。 

  


 夏季賞与の前年比の推移のグラフ

 表1 賞与の前年比(%)の推移 表2 平成11年夏季賞与の産業別支給状況



 付表 時系列表第4表 時系列表第5表 時系列表第6表


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