タイトル:毎月勤労統計調査 平成10年9月分結果速報及び 平成10年夏季賞与の結果(確報) ・現金給与総額は名目、実質とも引き続き減少 ・所定外労働時間の減少は、12ヵ月連続 ・夏季賞与の減少は5年ぶりで、減少幅は過去最大 発 表:平成10年10月30日 担 当:労働大臣官房政策調査部統計調査第一課 電 話 03-3593-1211(内線5235,5236)
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賃 金 |
現金給 与総額 |
きまって 支給する給与 |
所定内給与 | 所定外給与 | 特別に 支払わ れた給与 |
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290,143円 |
(-0.7) |
286,738円 |
(-0.6) |
269,635円 |
( 0.0) |
17,103円 |
(-8.9) |
3,405円 |
(-11.3) |
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労 働 時 間 |
総実労 働時間 |
所定内 労働時間 |
所定外 労働時間 |
出勤日数 | 所定外 労働時間 (製造業) |
|||||
155.1時間 |
(-1.8) |
145.9時間 |
(-1.3) |
9.2時間 |
(-8.9) |
20.0日 |
<-0.2> |
11.7時間 |
(-17.0) |
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雇 用 労 働 異 動 |
常用 労働者 |
一般労働者 | パートタイム 労働者 |
入職率 | 離職率 | |||||
41,308千人 |
(-0.3) |
34,567千人 |
(-1.1) |
6,741千人 |
( 3.6) |
1.54% |
<-0.19> |
1.80% |
<-0.04> |
9月の一人平均現金給与総額は、規模5人以上で290,143円、前年同月 比は0.7%減であった。 現金給与総額のうち、きまって支給する給与は、286,738円、0.6%減 、所定内給与は、269,635円、0.0%と前年と同水準になり、所定外給与 は、17,103円、8.9%減と10カ月連続で減少し、特別に支払われた給与 は、3,405円、11.3%減となった。 実質賃金は、前年同月比0.5%減となり14カ月連続で減少した。
9月の一人平均総実労働時間は、規模5人以上で155.1時間、前年同月比 1.8%減であった。 総実労働時間のうち、所定内労働時間は、145.9時間、1.3%減であっ た。所定外労働時間は、9.2時間、8.9%減と12カ月連続の減少となった 。 また、製造業の所定外労働時間は、11.7時間、17.0%減と10カ月連続 で減少し、その減少幅は大幅なものになった。季節調整値では、前月比1.9% 減であった。
9月の常用雇用の動きをみると、全体では規模5人以上で前年同月比0.3% 減、一般労働者は1.1%減、パートタイム労働者は3.6%増であった。 主な産業についてみると、製造業1.8%減、卸売・小売業,飲食店0.7%減 、サービス業1.7%増であった。
平成10年の夏季賞与(平成10年6月〜平成10年8月の「特別に支払われ た給与」のうち、賞与として支給された給与を特別集計したもの)は、467, 902円、前年比2.1%減と平成9年年末賞与の0.1%減に引き続きマイナス となった。 また、主な産業についてみると、製造業1.2%減、卸売・小売業,飲食店6. 2%減、サービス業0.4%増であった。